【連載】ハワイにきて思うこと。アメリカのマイルドなインフレと量的緩和により貨幣価値が減価している
- 2019/4/16
- 不動産投資
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こんにちは。ふりーパパです。
2007年以来、約12年ぶりにハワイにきています。ワイキキビーチそばのコンドミニアムに滞在しているが、この物件の価格が、55万ドル程度していることに驚いた。12年ほど前には、30万ドル程度だった。当時の為替レートが120円、現在が110円とすれば、この物件は約36百万円が約60百万円にもなっています。
40平米程度の1ベットルームのマンションの価格ですから、感覚がおかしくなる。もちろん、高層マンションなので、階数で値段も10万ドル単位で違う。
ハワイの諸物価も、2007年と比較すると、30%以上、上がっている気がする。ゴルフはビジターでやろうとすると、ラウンドするのに200ドルですからかなり高い。私は、日本のバブルの頃(1988年)に最初にハワイへ来ていますが、当時は、ゴルフを50ドル程度でできた記憶がある。
日本人が忘れがちな貨幣価値の減価によるものも、このマンション価格の値上がりにあることを忘れてはならない。アメリカのマイルドなインフレは30年以上も続いており、約10年で物価は30%程度上昇していくので、30年ともなると、1ドルの価値は、1/3以下になっている。
過去10年は、世界的に超低金利の時代なので、マンション価格も高騰している。アメリカがリーマンショックによる経済の混乱を収めるために、日本が2000年代に導入していたゼロ金利から量的緩和という金融政策をとったことによって、世界中に米ドルがばらまかれることになったのだ。
米国だけではなく、日銀もお金を世界中にばらまく政策をとっている。やがて、日本でもインフレというものが起こるのは間違いないだろう。実際に、今年四月から日本では値上ラッシュ的なものが起こっていると聞いている。やがて、株式投資や不動産投資をしていないと大きな格差ができる時代が日本にもやってくるかもしれないのだ。
ふりーパパ
1980年代後半から不動産投資開始。
2004年にサラリーマンを卒業して、不動産投資や株式投資などにて生計を立てる。不動産投資に必要な頭金を株式投資などの紙の資産への投資をし、それを元手に借入金を起こして不動産投資をしているのが特徴
http://freepapa.enjyuku-blog.com/