建売住宅の特徴・価格帯・メリットデメリットを解説!向いてる人は?

  • 2019/9/4
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一戸建ての住宅を購入する場合に、「建売(たてうり)住宅にするか、注文住宅にするか」と悩む人が多いことをご存じでしょうか。中には「建売住宅って何?」と思う人もいるかもしれませんね。

そこで、今日は建売住宅について、特徴や価格帯、メリットやデメリットを解説します。
「注文住宅とどう違うの?」「建売住宅と分譲住宅は何が違うの?」などと思う人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

建売住宅3つの特徴と価格帯・相場

まずは建売住宅の特徴と注価格帯から紹介します。
建売住宅とは、その名の通り、既に建築された状態で売買される住宅のことです。では、建売住宅にはどんな特徴があるのでしょうか。

特徴1.土地と建物がセットで販売される

建売住宅は、土地と建物がセットで販売されます。これは、建売住宅の最大の特徴ともいえる点です。

土地を購入してから建築を始める注文住宅と比べると、すでに家が建っている土地を探す分、手軽に家を購入できるといえますね

特徴2.大体のことが最初から決まっている

2つ目の特徴は、大体のことが最初から決まっていることです。

建売住宅は既に建築を終えた状態で購入するケースが多いため、建物の外観や内装、間取りや設備といった部分が購入前に決まっています。これも、建売住宅の大きな特徴です。

特徴3.分譲住宅地に建てられることが多い

分譲住宅地に建てられることが多いのも、建売住宅の特徴といえるでしょう。

分譲住宅地に建てられた住宅を、分譲住宅といいます。分譲住宅の場合は、似た外観・似た造りの住宅を同じエリアに集結させることで街の景観を統一しているケースが多い印象です

 

建売住宅の価格帯・相場

続いて、建売住宅の価格について見てみましょう。

国土交通省の住宅局が発表した「平成30年度住宅市場動向調査報告書」によると、分譲住宅の平均購入資金は3,933万円でした。これに対して、分譲マンションの平均購入資金は4,577万円。同じエリア内で「完成した住宅」を購入するなら、分譲マンションよりも分譲住宅の方が安く買えそうです。

ただし、住宅の価格相場は暮らす地方やエリアによっても大きく異なりますので、実際の相場に関してはご自身でもしっかりとリサーチしてみてください。

また、同調査による注文住宅(土地代を含む)の平均購入資金は3,971万円でした。この数字だけを見ると、分譲住宅と注文住宅の価格帯には大きな差はありません。とはいえ、この数字はあくまで平均値です。同じエリアに同じグレードの住宅を建てた場合を比較すると、やはり注文住宅の方が高くなると考えられます。

というのも、建売住宅には価格を抑えられるというメリットがあるからです。次の章では、建売住宅のメリットとデメリットについて解説します。

 

建売住宅のメリット・デメリット

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まずはメリットから見てみましょう。

メリット1.割安価格で購入できる

同じ場所に同じ住宅を建てる場合で考えると、建売住宅は注文住宅よりも割安価格で購入できます。これは、建売住宅を選ぶ最大の理由ともいえるのではないでしょうか。

割安価格で購入できるのは、建売住宅は建築コストを抑えられるからです。

前章でお伝えしたように、建売住宅は分譲住宅地に似た住宅をいくつも建てるケースが多いため、資材を大量に仕入れたり設計費用を抑えたりできます。その結果、1軒当たりの価格を抑えられるというワケです。

メリット2.手間がかからない&早く入居できる

2つ目のメリットは、手間がかからないことと、早く入居できることです。

注文住宅の場合、まず土地を探すところからスタートします。言うのは簡単ですが、土地を探す工程というのは意外と時間がかかるもの。土地を探し始めてから実際に購入するまでには、3か月~半年ほどかかるケースが多いようです。

その点、建売住宅は土地と建物をセットで購入しますので、早ければ家を探し始めてから入居までに2か月かからないケースもあります。

メリット3.入居前に実物を確認できる

入居前に実物を確認できることも、建売住宅の大きなメリットです。

基本的に、建売住宅は実物を確認してから購入を決められます。実際に玄関ドアを開けてみたりキッチンのキャビネットを開け閉めしてみたりと、賃貸物件を内見するのと同じ感覚で家の内外を確認できることは建売住宅のうれしいポイントです。

窓から見た景色や日の入り方なども、建売住宅なら契約前に確認できます。

デメリット1.買い主の希望が反映されない

続いて紹介するのは、建売住宅のデメリットです。

建売住宅の最大のデメリットは、何といっても自由度が低いことでしょう。あらかじめ決められた場所に決められた大きさの土地があり、住宅の大きさやデザイン、間取りや部材などが最初から決まっているのが建売住宅です。
中には多少の希望を反映してもらえるケースもありますが、既に建物が完成している場合は原則的にそのままの状態で購入することになります

デメリット2.希望通りの住宅がなかなか見つからないことも

2つ目のデメリットは、希望の条件に合う住宅がなかなか見つからない可能性もあることです。

こればっかりは縁もありますので一概には言い切れませんが、細かい条件をいくつも設定してしまうと希望通りの住宅になかなか出会えない可能性があります。

とはいえ、建売住宅は消費者のニーズに合わせて設計してあるケースが多い印象です。あまりにも希望に合う住宅が見つからない場合は理想が高すぎる可能性もありますので、その場合は希望条件の見直しが必要だと考えられます。
もし間取りや設備へのこだわりを捨てきれないなら、中古物件を購入してリフォームすることも検討してみてはいかがでしょうか。

デメリット3.建築過程を見られない

最後に紹介するデメリットは、建築過程を見られないことです。

多くの場合、建売住宅は建築が終わった状態で売り出されます。そのため、家の基礎部分や壁の中などを確認することは難しいでしょう。「建売住宅には欠陥住宅が多い」とウワサされるのも、こういった背景が原因です。

とはいえ、建売住宅の中には建築途中で売りに出される物件もあります。この場合は建築過程を確認できますが、その反面、まだ建物が完成していないので実物を確認できません

どちらの場合も長所があれば短所もありますので、重視したいことをよく考えたうえで選ぶとよいでしょう。

 

まとめ

今日は建売住宅の特徴や価格帯・相場、メリット・デメリットについて解説しました。

「マイホームは欲しいけど、こだわりがあるワケではない」「とにかく1日も早く一戸建てを購入して引っ越したい」といった人には、建売住宅がピッタリです。反対に、「将来のリフォームを視野に入れたい」「時間がかかってもいいから工法や設備、デザインなどにもこだわりたい」といった人は、注文住宅や中古物件についても調べてみてはいかがでしょうか。

永瀬 なみ

永瀬 なみ

投稿者プロフィール

大阪でフリーのライター・編集者として活動しながらカウンセラー・講師としても活動中。専門に扱うジャンルは不動産や暮らし、恋愛や結婚など。
『ライティング事務所くすの樹』および『オンライン相談ルームあまやどり』代表。

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