自宅の駐車場を貸すメリットとは?おすすめのシェアリングサービス6選
- 2020/2/25
- マネー
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自宅の駐車場を使わない時間がある場合は、他人への貸し出しを検討してみてはいかがでしょうか。駐車料金を得ることで、固定資産税や駐車場の修繕費に充てられます。ただし、自宅の駐車場を貸すことにはリスクもあるため、事前に確認しておくことが大切です。また、貸し出すときに使うシェアリングサービスの種類も覚えておきたいところでしょう。
そこで今回は、自宅の駐車場を貸すメリットやリスクと共に、おすすめのシェアリングサービスを6つご紹介します。自宅の駐車場の貸し出しを検討している方は、参考にしてみてください。
自宅の駐車場を貸すことで得られる3つのメリット
まずは、自宅の駐車場を貸すメリットから詳しくみていきましょう。
メリット1.利益を固定資産税の納付に充てられる
駐車場を貸すことで得た利益は、固定資産税に充てられます。
駐車場を使わない時間が長いほどに、余計な固定資産税を納付している気持ちになる方もいるのではないでしょうか。空いた時間に駐車場を貸して利益を得ることで、固定資産税の負担が軽くなるでしょう。
メリット2.利益を駐車場の修繕費に充てられる
駐車場を貸すことで得た利益は、駐車場の修繕費にも充てられます。
駐車場を長く使用しているとブロックやコンクリートのひび割れやカビなどのトラブルが起こるため、修繕費の用意が必要です。駐車場の貸し出しで十分な利益を得られるため、修繕費を別で用意する必要がなくなるでしょう。
メリット3.セキュリティ対策になる
自宅の駐車場を貸すタイミングといえば、自分が車に乗って出かけたときや、車庫が空っぽになったときです。
駐車場を貸すことで人の出入りがあるように見せられるため、家に誰もいないときのセキュリティ対策になるでしょう。
自宅の駐車場を貸すことで起こりうる3つのリスク
自宅の駐車場の貸し出しには、利益を得られるメリットがある反面、次のリスクもあります。
リスク1.無断駐車される可能性が高まる
シェアリングサービスに登録して自宅の駐車場を貸す場合、サービス上に駐車場の場所や貸し出しの意思が表示されるため、無断駐車される可能性が高まるのです。
また、無断駐車されたからといって、持ち主の許可なく車をレッカー移動すると罪に問われる場合があります。そのため、無断駐車されないよう、鍵で開閉する柵を立てたり防犯カメラを設置したりといった対策が必要です。
リスク2.駐車場の設備を壊される恐れがある
駐車スペースや車庫が狭い場合、入出庫のときに壁にぶつかるリスクが高まります。
壁を壊された場合は、壊した人物に修繕費の支払い義務があります。しかし、修繕費を支払わなかったり口論になったりと、面倒なトラブルが起こる場合もあるでしょう。
リスク3.空き巣に入られるリスクが高まる
自宅の駐車場を貸すことで人の出入りがあるように見せられる反面、借りた人物が空き巣に入るケースもあります。自宅に誰もいないことが分かっている場合には、堂々と空き巣に入られる可能性があるということです。
このように、セキュリティ面に関してはメリットとリスクの両方があります。
シェアリングサービスを利用して駐車場を貸し出す流れ
駐車場を貸し出そうと考える方の中には、シェアリングサービスを検討する方も多いのではないでしょうか。
シェアリングサービスの基本的な利用手順は、次のとおりです。
1.シェアリングサービスに登録する
まずはシェアリングサービスに個人情報を登録します。
登録する情報は、
- 名前
- 性別
- 住所
- 生年月日
- メールアドレス
- 電話番号
などです。登録する情報はシェアリングサービスによって異なるため、登録時に確認しましょう。
また、インターネットで登録できるため、面倒な書類のやり取りは発生しません。
2.駐車場の情報を登録する
次に、貸し出す駐車場の写真を登録します。
駐車場のサイズや置ける車のタイプなど、さらに詳しい情報の登録が必要なシェアリングサービスもあります。
また、基本的には駐車場の審査が必要です。シェアリングサービスによって登録できる駐車場の基準が異なるため、まずは申請してみましょう。
3.貸し出せる日時を設定する
駐車場の登録が完了したら、貸し出せる日時を設定し、予約が入るのを待ちます。
シェアリングサービスは30分や1時間単位で設定できるため、車で短時間だけ外出するときにも気軽に貸し出せて便利です。また、急に予定が入って貸し出せなくなっても、予約が入る前でしたら自由にスケジュールの変更が可能です。
4.駐車場を貸し出す
予約が入った日時には、駐車場を空けておきましょう。
借りる人とのやり取りは不要です。借りる人とあいさつを交わすのは自由ですが、相手が顔を合わせたくないと思っている場合があるため注意しましょう。
5.料金が支払われる
駐車場を実際に貸し出した後、料金が支払われます。
お客さんとの間にシェアリングサービスが入るため、実際に借りた人とのやり取りは発生しません。料金が支払われるタイミングはシェアリングサービスによって異なりますが、翌月に指定口座へ振り込まれることがほとんどです。
また、借りる側はシェアリングサービスの利用時にクレジットカードを登録するため、未払いトラブルが起こる心配はありません。
おすすめのシェアリングサービス6選
最後に、駐車場を貸すときに利用するおすすめのシェアリングサービスを5つご紹介します。
1.特P
『特P(とくぴー)』は、初期費用と運営費用がかからないシェアリングサービスです。
急な予定が入って駐車場を貸し出せなくなっても、ワンタッチでお休み設定ができます。また、24時間対応のコールセンターがあるため、トラブルが起きたときも安心です。
保険の専門スタッフがいるため、駐車場の壁や塀を壊されたときに保険に関する相談ができます。
2.トメレタ(tomereta)
『トメレタ(tomereta)』は、NTTドコモが運営するシェアリングサービスです。
最大31日後までの予約が可能なため、月ごとの売り上げ予測を立てやすいでしょう。また、レンタカーやカーシェアリングもできるため、より多くの利益を得られます。
3.みんちゅう SHARE-LIN
『みんちゅう SHARE-LIN』は、登録車情報や駐車場の写真を登録するだけで利用を開始できるシェアリングサービスです。
登録には審査がないため、駐車場の写真は即日で掲載されます。駐車場に多少の雑草が生えていたり舗装されていなかったりしても、登録できることが特徴です。
4.軒先PARKING
『軒先(のきさき)PARKING』は、駐車場の登録や変更を代行していることが特徴です。駐車場を貸し出したいが登録が面倒といった方は、前向きに検討してみてください。
また、借りる側は対物保険への加入が必須なため、駐車場の塀やブロックを壊されても費用負担のトラブルが起こりにくいでしょう。
5.タイムズのB
『タイムズのB(旧 B-Times)』は書類の準備が不要で、最短1日で利用を開始できることが特徴です。
トラブルが起きたときには、24時間対応のサポートが解決の手助けをしてくれます。タイムズクラブ会員は2018年10月時点で725万人のため、より多くの利用を見込めます。
6.akippa
『akippa(あきっぱ)』は、会員数170万人以上のシェアリングサービスです。
駐車場の登録数は3万3,000カ所以上と豊富なため、今後も利用者が増えることを見込めます。また、メルマガの配信や収益を最大化するプランニングなど、さまざまなサービスがあることも特徴です。
24時間サポート体制のため、夜に貸すときのトラブルにも対応できます。
まとめ
自宅の駐車場を貸すことで利益を得られるため、固定資産税や修繕費の負担を抑えられます。24時間サポート体制のシェアリングサービスが多いため、大きなトラブルが起こる心配も少ないでしょう。ほとんどのサービスは登録が無料ですので、まずは試しに登録してみてはいかがでしょうか。