今シェアリングサービスがアツい!空きスペースを有効活用しよう

  • 2020/4/24
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自宅や店舗の空きスペースを何とか有効活用できないかと考えている方は多いのではないでしょうか。そのような方におすすめなのが空きスペースのシェアリングサービスです。預かった荷物を空きスペースに保管することで、副収入を得られます。しかし、他人に空きスペースを貸すのは気が引ける方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、空きスペースのシェアリングサービスについて、メリットとデメリットからよくある疑問まで詳しく解説します。空きスペースを有効活用したいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。


空きスペースのシェアリングサービスとは

空きスペースのシェアリングサービスとは、自宅や店舗の空きスペースを他人に貸し出すサービスのことです。

空きスペースを貸し出すといっても、そこに人が滞在するわけではありません。あくまでも、荷物を預かって空きスペースに保管するのにとどまります。

そのため、駐車場や車のシェアリングサービスと比べて気軽に利用できるでしょう。

シェアリングサービスを利用するメリット2つ

空きスペースのシェアリングサービスを利用するメリットは、次の2つです。

メリット1.副収入を得られる

空きスペースを貸し出すことで、副収入を得られます。

空きスペースは、そのままにしても無駄になるため、貸し出して収入を得ることがおすすめです。ロッカー1つ分、1帖のスペースがあれば、月に1万円~2万円ほどの収入になるでしょう。

メリット2.営業やサービス提供のチャンスになる

空きスペースを貸し出した人と接点を持つことで、営業やサービス提供につながります

例えば、飲食店の空きスペースを貸し出す場合は、荷物の受取と引き渡しの際に食事をとってもらえる可能性があるでしょう。そのままリピーターになれば、本業の収入が上がります。

シェアリングサービスの注意点2つ

シェアリングサービスには、次のデメリットがあります。

注意点1.一定のスペースが必要

シェアリングサービスによって、必要な空きスペースの面積が異なります。

必要な面積は0.3~1帖程度です。スペースが狭すぎると、なかなか利用者が現れないでしょう。

注意点2.ユーザー間でトラブルになるリスクがある

シェアリングサービスの会社が間に入るものの、ユーザー間でトラブルになるリスクがあります。

預かり予定日になっても荷物が送られてこなかったり、預かり終了日に引き取りにこなかったりする場合があるのです。

空きスペースのシェアリングサービスを選ぶ方法5選


シェアリングサービスによって、利用規約や料金、最低の振り込み金額などが異なります。次の項目を確認して、自分に合ったシェアリングサービスを選びましょう。

選び方1.荷物の補償が充実しているか

預かった荷物が壊れたり汚れたりしたときの補償が充実しているか、確認が必要です。

補償が充実していない場合、荷物の弁済が必要なときにユーザー間でトラブルになる可能性があるでしょう。補償額には上限が定められているため、事前に確認しておくことが大切です。

多くのケースでは、荷物のサイズや重量などによって補償額の上限が異なります。

選び方2.配送での受け渡しを選べるか

荷物の預かり方法は、「対面での受け渡し」か「配送」です。

対面での受け渡しは、家や店に行くことに手間がかかります。また、相手と顔を合わせたくない方は利用できないでしょう。

できるだけ継続的な副収入を得るためにも、配送での受け渡しができるシェアリングサービスを選ぶことが大切です。

選び方3.最低振り込み金額が高すぎないか

空きスペースの提供によって得た利益は、シェアリングサービスの会社が一時的に預かります。そして、最低の振り込み金額を超えたら銀行口座へ振り込まれる仕組みです。

最低の振り込み金額を超えるまでは出金できないため、利用を始める前に確認しておきましょう。最低の振り込み金額が1,000円~2,000円程度であれば、利用しやすいのではないでしょうか。

貸し出せるスペースが広く、1回の利用で1万円以上の収益を見込める場合は、最低の振り込み金額が5,000円以上のサービスを選んでもいいでしょう。

選び方4.高額な荷物や危険物の預かりを禁止しているか

高額な荷物や危険物の預かりを禁止しているシェアリングサービスを選びましょう。

高額な荷物が汚れたり壊れたりすると、補償では弁済金を十分に補てんできない可能性があります。また、ガソリンや灯油などの危険物は家や店が火事になったときに被害が大きくなる原因のため、預かりには大きなリスクを伴うのです。

荷物を預かることのリスクをできるだけ抑えるためにも、高額な荷物や危険物の預かりを禁止しているシェアリングサービスを選びましょう

選び方5.料金を自分で設定できるか

自分で預かり料金を決められるシェアリングサービスを選ぶことで、状況に応じて料金を変えられます。

例えば、少しでも副収入を増やしたいときは料金を据え置きにしたり、利用者が多数いる場合は高めに設定したりできるのです。

筆者おすすめのシェアリングサービス3選

続いて、おすすめの空きスペースのシェアリングサービスを3つご紹介します。

1.MonooQ(モノオク)

MonooQは、自分で預かり料金を設定できることが特徴です。

利用希望者に見積もりを送り、双方の同意をもって契約が締結されます。

預かり期間は最低1カ月ですが、双方の同意があれば1カ月以下に設定が可能です。また、最低振り込み金額が設定されていないため、副収入を得たいときにだけ荷物を預かって、預かり終了後にすぐ出金できます。

荷物の紛失や破損などでは最大10万円が補償されるため、よほど高額なものを預からない限り弁済で困ることはないでしょう。

2.ecbo cloak(エクボクローク)

ecbo cloakは、荷物の写真を撮って送信するだけで預かり開始手続きが済むことが特徴です。

忙しい中でも荷物を預かりやすいため、忙しい方に向いています。また、預かる側は利用料金がかかりません。

預かり可能な荷物の数を指定できるため、思っている以上にスペースを取られて後悔することもないでしょう。荷物の破損や盗難などに保険が適用されるのもメリットです。

3.LIFULL(ライフル)

LIFULLは1帖以下のスペースでも登録できるため、自宅や店の空きスペースが無駄になりません。

また、料金を自分で自由に設定できることが特徴です。ただし、最低振り込み金額が5,000円のため、利用者の数によっては振り込まれるまでに時間がかかります。

荷物の受け渡し方法は「配送」と「対面」のため、顔を合わせたくない方でも利用しやすいでしょう。

最短利用期間は1カ月で、毎月20日までに解約手続きが完了すれば翌月末に終了できます。当月解約はできないことに注意が必要です。

まとめ

空きスペースのシェアリングサービスは、家や店の空きスペースを無駄にせず副収入を得られることがメリットです。また、営業やサービスの提供につながる可能性もあります。ただし、必要なスペースや最低の振り込み金額がシェアリングサービスによって異なるため、まずは資料請求をして詳しい利用規約を確認することが大切です。シェアリングサービスをうまく活用して、収入を効率よく増やしましょう。

加藤 良大

加藤 良大

投稿者プロフィール

歴8年の専門記事ライター。不動産記事の執筆本数は500本を超える。不動産売却や税金の話、相続やM&Aによる不動産売買に関する記事を執筆。誰が読んでもわかりやすく、すべての疑問を解決できる記事の執筆を心がけています。

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