【種銭シリーズ】ゼロからのプログラミングで副業をしよう!

副業といえば最近では、ヤフオクやアマゾンを利用する販売業、アプリでポイントを稼ぐ方法、株式や不動産の投資などさまざまありますが、「プログラミング」もその1つ。今回の種銭シリーズは、プログラミングで行う副業とはどんなものなのか、その方法について、ご紹介します。

 

プログラミングとは

「プログラミングで副業を行う」とはどういうことでしょう。何となくイメージ出来ますが、ここでご紹介するのは「あらかじめプログラミングスキルを持った方が、副業を行うまでに必要な過程」ではなく、まずプログラミングを学びところから始まり、そして習得したスキルを持って副業を行うまでの流れをご説明したいと思います。

プログラミングとは

「プログラミングで副業を行う」と聞いて、なんとなくイメージは出来ますが、実際はどうでしょう。漠然としたイメージと現実がズレていないか、確認していきましょう。まず、そもそもプログラミングとはなんでしょうか。

プログラミングとは、「コンピューターに行わせる処理を書き出す作業」のことを指します。そしてプログラミングを行いシステム構築することによって、インターネット上にホームページを立ち上げたり、スマートフォンで私たちが遊ぶゲームアプリを作り上げたりします。

そして「プログラミングを副業にする」というのは、仕事が終わって余った時間、または休日などに、「コンピューターに行わせる処理を書き出す作業を行い、副収入を得る」というものです。
どうです?
イメージしていたものとズレていませんでしたか?

 

プログラミングで副業は可能なのか

「これからプログラミングを学習して副業を行う」と考えると、「ものすごい労力」と「とてつもない時間」を必要とするイメージがありますが、それは一部正解で、一部はずれです。

まず、正解なのは「ものすごい労力」とまではいきませんが、「ある程度の労力」は必要になること。プログラミング言語を習得しなければならないので、外国語を習得するのに比べればはるかに簡単な学習ではありますが、ある程度、勉強しなければいけません。

そして「とてつもない時間」。こちらも「ある程度の時間」は必要になります。といっても、どのプログラミング言語を習得するのかにもよりますが、1年単位の時間は必要ありませんが、3週間~3ヵ月程度の時間は必要になります。

そして一番肝心なところ、
「プログラミングで副業は可能なのか」。

答えは「YES」です。

2019年現在、IT業界は人手不足が続いています。プログラミングにおいても引く手あまた。2020年には小学校においてプログラミング学習が導入され、より身近なものとしてIT業界の間口が広がり、更に業界は拡大することでしょう。そうした中、今からプログラミングスキルを習得し、副業にすることは余裕で間に合います。

 

プログラミングの学習方法

プログラミングを学習する方法はたくさんあります。

  1. プログラミングスクールに通う
  2. 無料のプログラミング学習サイトで学ぶ
  3. 書籍で学習する

それぞれを見ていきましょう。

プログラミングスクールに通う

プログラミングスクールに通いプログラミングを習得するのは、学習する上で王道です。一番の近道といって良いでしょう。スクールは通える範囲で探す方法もありますが、インターネットだけで完結するスクールもあります。

プログラミングスクールのデメリット

スクールを受講することはある程度の受講代金がかかってしまいますが、それは必要な初期投資。副業を開始すれば、割と短い期間で受講代金を回収することが出来るでしょう。そうはいっても、金額にして最低10万円ほどは覚悟しなければいけません。多額の出費が必要となってしまうのが、プログラミングスクールに通うデメリットです。

プログラミングスクールのメリット

スクールに通う最大のメリットは「講師が身近にいること」です。わからないことがあったときに訊く相手がいること。これは当たり前のように思いますが、ことプログラミング学習においては、一番の重要項目といって良いでしょう。

どこかで躓いてしまったとき、自力で回答を見つける必要はありません。講師に訊いて教えてもらい、学習すればいいのです。よくあるのが、どこが間違っているのか見つけられず、延々と時間を使ってミスした箇所を探したあげく、見つけることが出来ずに、あげくの果てにそのままプログラミング学習自体をやめてしまうこと。これは大げさではなく、プログラミング学習あるあるとして、よく耳にする話です。

無料のプログラミング学習サイトで学ぶ

プログラミングは誰でもきちんと学習すれば習得出来るものですが、まずはプログラミングが一体どんなものなのか、無料の学習サイトで触れてみるのも良いでしょう。スクールに入り高い受講料を支払った後に「やっぱり自分にプログラミングは向いていない」とわかっても、お金がもったいないですからね。

学習サイトのメリット

学習サイトで学ぶ最大のメリットは、なんといっても無料であるところ。プログラミングスクールは最低でも10万円から。中には50万円前後の受講料が必要となるスクールも珍しくありません。そのような中、独学になるとはいえ、無料で学べるのはこの上ないメリットです。

学習サイトのデメリット

学習サイトのデメリットは独学となるところ。スクールの最大のメリット、講師に直接訊いて答えを求めることが出来ないことです。学習サイトも優秀で、手順通り進めていけばスムーズに学ぶことが出来ます。ですが、中には実は完全にスルーしてしまっても良いところなどもあり、「誰かと確認しながら学ぶ」ということが大切だと身に沁みる場面があるかも知れません。

書籍で学習する

書店の専門書のコーナーに行けば、「HTML初心者講座」、「初心者から始めるRuby」など、初心者向けの参考書をたくさん目にすることが出来ます。書籍はいつでもすぐ手に取れるのがメリット。何冊か揃えても5,000円程度で収まるのも経済的で良いですね。ですが、書籍だけで学習するのは心もとないのも事実。最初から最後まで書籍のみで学習するのは厳しいかもしれません。

 

おすすめの学習方法

プログラミング学習のおすすめは、

  1. 無料のプログラミング学習サイトで学ぶ
  2. 自分に合っていたならそのまま続行
  3. 不安があるなら有料スクールを併用
  4. いずれにしても専門書籍は手元に置く

上記の流れが理想でしょう。無料の学習サイトでいえば「Progate(プロゲート)」が有名です。まずはお試しでプログラミング学習に触れ、基礎学習を始めます。応用編になると有料(月額980円~)となりますので、そのまま有料で続けるも良し、「ドットインストール」などといった他の無料学習サイトを見つけるか、または有料スクールに入るのも良いでしょう。

有料スクールではTECHAcademy(テックアカデミー)が有名です。はじめてのプログラミングコースもあり、4週間~16週間コースと期間はさまざま。金額はおよそ15万円以内で収まるコースになっています。こちらでは講師とチャットも可能となっており、不明な点を残さずカバーできます。

また、専門書籍は必須ではありませんが、手元においておき、わからないときすぐに目を通すツールとしてはとても重宝するので、おすすめです。

 

どのプログラミング言語を学習するか

プログラミングには言語があり、これを決める必要がありますが、まずはHTML、CSS、JavaScriptの順に学習してみましょう。これらはWebを構築する上で必要な言語になります。これらは厳密にはプログラミング言語ではありませんが、まずはここから学び、Web制作の副業から始める、そして、次の段階としてより込み入ったプログラミング言語を学習する方が入りやすいでしょう。

もちろん、最初からもっと本格的にプログラミング言語を学ぶやり方もありです。日本であれば、情報量の多い「Ruby」を覚えれば、2019年現在、需要はたくさんあります。ですがまずは最初ですので、Web制作の副業を始めて1回5万円ほど稼げるようになり、次の段階としてプログラミング言語を学習し、月単位のプロジェクトで10~20万円程度稼げるようにステップアップする、といった方がスムーズに進めるのではないでしょうか。

 

副業先を探す

ある程度、プログラミングを習得したら、どこから仕事をもらうのか。仕事先もさまざまです。

  1. 求人サイトに登録する
  2. クラウドソーシングで稼ぐ
  3. プログラミングスクールから案件をもらう

求人サイトに登録する

求人サイトに登録するのはほとんどが無料です。サイト側は企業からエージェント報酬が支払われる形になるので、こちら側が金銭的に負担することはまずありません。まずは自分の情報とスキルを登録し、挑戦してみましょう。

クラウドソーシングで稼ぐ

クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングサービスで稼ぐ形です。相手の顔を見ることなく、メールやチャットのやり取りで始まり、納品までインターネットで完結するスタイルになります。自分の習得したスキルをPRし、小さなプロジェクトからスタートするにはちょうど良いでしょう。

プログラミングスクールから案件をもらう

よくサポートの1つとして、転職先を斡旋するスクールがあります。そうした形で仕事を引き受けるのも手段の1つです。また、通うスクールであるならばそこで知り合った講師、もしくは友人を通して、案件を紹介してもらう、なんてことも後々出て来ることでしょう。

 

さいごに

プログラミングを副業にすることは、学習する段階から、時間、場所に縛られず、どこでも学習、働くことが出来る優れた分野です。また、副業から本業にする方もいれば、プログラミングスキルの学習に関するライティングへと移行する方もあり、さまざまな発展形も見られます。新たな未来への第一歩として、プログラミング学習からまずは初めてみましょう。

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