トイレリフォームを決断!3大メーカー TOTO、LIXIL、Panasonicを比較してわかったこと

  • 2021/9/18
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築20年を超えたわが家では、数年前からいろいろなものが壊れはじめました。

そしてこの度、温水洗浄器付きトイレがご臨終。

重い腰を上げトイレリフォームを決断したのですが、いろいろ簡単にはいかないことが判明しました。

今回は、トイレリフォームについての予備知識です。

ある晴れた日に、駐車場で雨漏りの怪

ある日、帰宅すると、玄関の立ち上がり部分が濡れていました。わが家は1階の一部が駐車場となっていて、玄関はその駐車場の横。つまり屋根の下なわけで、雨が吹き込んでも玄関周りが濡れることはありません。しかも、ずっと晴天が続いている・・・。

「なんだろう?」と濡れた部分を見ていると、頭にポチャンと水が。

「えっ!!」と思って上を見あげると、そこには結構な水漏れがあったわけです。

何が何だかわからず、とりあえず焦ってアタフタしたのが夜中の1時過ぎのできごとです。

結果、トイレの配管(下水ではない)から水が持っていることが、”何となく”判明。素人ながらにあれこれやった結果、配管自体に問題があるのではなく、シャワートイレを止めれば、水漏れも止まります。

「じゃ、シャワートイレはなしで」となった時には、夜が明けていました。

その後、だましだましトイレを使うことになったのですが、「だませば使えるじゃん」と、あっと言う間に夏が過ぎていきました。

ところが、今年は秋の訪れが早く、すでに朝イチの便座がひんやり。

これからくるべき秋そして冬には、お尻が凍ってしまう・・・と便座を交換することになりました。

「どうせなら、壁紙とかも変えちゃおう!」とノリだけで決め、「タンクレストイレとかいいんじゃない?」とイメージしたのですが、そう簡単にはいかない事情があったのです!

トイレの形状の3パターン

まずトイレは形状によって3種類あります。

組み合わせ便器

昔のトイレは全部このタイプだったように思います。背面に水のタンクがあり、前面に便器があります。そういえばおばあちゃんちは頭上に水のタンクがあって、すんごい音と共に流れた記憶が・・・。あれもある意味、組み合わせ便器です。

一体型トイレ

水のタンクと便座が一体型になっているもの。わが家はこのタイプでした。

タンクレストイレ

 今流行の背面に水のタンクはないタイプです。

トイレの形状による違い

それぞれの特徴をまとめると、以下になります。

組み合わせ便器

  • ノーマルなスタイルで、安い
  • メンテナンス費用が安い
  • 手洗いあり、なしを選べる
  • 「温水洗浄便座だけを変えたい!」など、パーツごとに交換が可能で組み合わせが自由
  • タンク式だから、水圧の低い所でも問題なく使える
  • 清掃面は他のタイプより劣る
  • 連続使用する場合、タンクに水がたまるのを待たないと水量が足りなくて流れない

一体型トイレ

  • のっぺりした、まとまり感のあるデザイン
  • 手洗いあり、なしを選べる
  • タンク式だから、水圧の低い所でも問題なく使える
  • 連続使用する場合、タンクに水がたまるのを待たないと水量が足りなくて流れない
  • 便座の機能が限られ、電気代が高かったり、洗浄機能や快適機能が劣る
  • 故障内容によっては、パーツ丸ごと(便座まるごとなど)交換することになり、メンテナンス費用が高くなる

タンクレストイレ

  • デザイン性が抜群
  • 省スペースでシンプル! 高さがない分、トイレ空間がひろびろ
  • 水道直結でトイレを流すので、連続使用が可能(タンクに水がたまるのを待つ必要がない)
  • 水圧の条件によっては設置できない
  • 故障内容によっては、パーツ丸ごと(便座まるごとなど)交換することになり、メンテナンス費用が高くなる

わが家はトイレが狭いこともあり、奥行きが小さく高さもないタンクレストイレを希望していました。しかし、ここでとんでもないことに気がつきます。

タンクレストイレにしたらどこで手を洗うの?

そう。

わが家の場合、トイレに手洗いがないとなると、キッチンで手を洗うことになります(風呂場は他階にある)。手に菌がついた状態でキッチンの流しで手を洗う。

調理中だったら?
野菜を洗っている途中だったら?
食器を殺菌してる時だったら?

考えただけで鳥肌ものですよね。

この時点で、タンクレストイレという選択肢はなくなりました。悲しい現実・・・

今はない会社、INAX

ところで、私は今回トイレを改装するにあたって初めて知ったのですが、今はINAX という会社はないんですね。

家がINAXなもんで、「次もINAXで」と考えていました。ところが、リフォーム会社に行ったら、「トイレはTOTOかLIXIL、パナソニックですね」と言われビックリ!

INAXどこ行った!!

調べてみると、INAXはLIXILの前身会社のひとつで、トイレのブランドとして残っているようです。 

メーカーによるトイレ製造のスタンスの違い

どのトイレも、衛生面にはとても気を遣っています。それは3社とも同じです。

でも、調べてみると、どう気を遣うかというところに大きな差があるそうです。

これはめちゃくちゃ面白い話だなと思いました。

便座の素材としては、TOTOとLIXILは陶器製。パナソニックは基本的に有機ガラス系素材でできています。

ここにも大きくなスタンスの違いがあるということです。そして・・・

TOTOは、とにかく汚れない便座をつくることが大前提とのこと。さすが陶器メーカーですよね。

そしてLIXILは、汚れにくくはあるものの、汚れたときに掃除がしやすいことにこだわっているようです。

そしておもしろいのはパナソニック。トイレも家電という位置づけなので、汚れたら文明の利器で解決するというスタンスだそうです。面白いと思いませんか?

トイレ3大メーカーのトイレ性能比較

その他の特徴をまとめてみました。めちゃくちゃたくさん違いがあるし、グレードによる違いもありますが、ここでは特に気になったものだけをピックアップします。

気になる方はパンフレットなどをご確認ください。

TOTO

  • 「ウォシュレット」の名前はTOTOだけ(実は初めて知りました、笑)
  • ノズルは1本でお尻もビデもまかなう
  • 「きれい除菌水」が衛生のキーワード
  • 便器にフチがあるが、水洗に勢いがある
  • 洗浄方法の名称は「トルネード洗浄」

LIXIL

  • 「プラズマクラスターイオン」で、浮遊カビ菌や付着菌を除菌する(プラズマクラスターってシャープだけじゃないんですよね、笑)
  • シャワーノズルは2本。お尻とビデでちがうノズルがでてくる
  • すべてのグレードで便座に継ぎ目がない
  • 便器のフチがないから掃除がしやすいが、水洗の水はあまり上まで来ない
  • 洗浄方法の名称は「パワーストリーム洗浄」

Panasonic

  • シャワーノズルは1本で先っちょはステンレス製。ノズルは二重構造になっていて、用途によって内部のノズルが変わる
  • 「オゾンウォーター」が衛生のキーワード
  • トイレ内だけでなく、壁などの付着臭を抑制する「ナノイーX」を放出しトイレ全体を消臭
  • 「タレガード」でフチを立ち上げることで外に垂れ出しにくくしている(座ってトイレをする男性には関係ない仕組み、笑)
  • 「モレガード」という座って用を足す人用の機能もあるけど、これって必要なんだろうか?と思った、笑
  • 洗浄方法の名称は「スパイラル水流(グレードが上がると3Dツイスター水流)」

3社とも、メンテナンス性も機能性もものすごく向上していてびっくり!

特に洗浄は横向きに水を回すのが主流のようで、技術の進歩を感じました。

トイレに求めることは各家庭でいろいろあると思うので、あれこれ調べて、自分にぴったりの通りを探すのも面白いかもと思いました。

まさかの展開が待っていた!

で結局、私はトイレの掃除が大嫌いなので、汚れが付きにくいTOTOにしようと考えました。

しかしここでまさかの展開!!

日本の向けのトイレを製造しているのはベトナムが中心。そしてベトナムは厳しいロックダウン中のため、生産がめちゃくちゃ落ちているとのこと(工場によっては操業がほぼ停止)。

「運がよければ一か月。下手すれば来年になるかも」と言われました。

お尻に厳しい冬が来そうです。

原田園子

原田園子ディレクター

投稿者プロフィール

「不動産の学校」のディレクター兼ライター。
住宅メーカーや不動産業者をクライアントに持っています。
不動産関連の取材実績も多数あり。
不動産投資から日々の暮らし記事まで、幅広く担当します。

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