世界のトイレから。シャワーが付いたトイレは日本だけ!

日本のトイレが世界中から大絶賛されていることはご存知のことと思います。

では、世界ではどういうトイレが標準なのか?

興味深かったので調べてみました。

(不動産の学校で扱うテーマかは微妙ですがお許しを)

シャワートイレは世界の憧れ?

日本のトイレが素晴らしいことは間違いのない事実です。コロナの前、中国人が日本に旅行に来ると好んで買ったのがシャワー付きトイレ便座。

便座だけ買って行って、中国仕様のトイレにつけて、シャワー機能はちゃんと機能するのかは謎ですが、とにもかくにもめちゃめちゃ流行っていました。

私は飲食店経営もしているのですが、店には外国人の方も多く、多機能なトイレは却ってトイレをぐちゃぐちゃにする原因になると思っています。

自動で便座が開く機能はよいとして、シャワートイレは自分で止めなければなりません。ここがネック。止められない外国人は意外に多い。

止めるボタンが分からないのかと、「STOP」と書いたり、使い方を書いても止められない・・・。

お酒が飲んでいることもあり、水を出しぱなしで出てくる人や、格闘のあげく、服がびちょびちょで出てくる人もいて、店のトイレにはつけない方がいいかもと思います。

なにはともあれ、シャワー付きトイレは便利だけれど広まらない。いわば、ガラパゴス携帯(=ガラケー)といた存在に似ています。

のぞみはガラケーと同じ排除の運命を辿らず、世界が追いついてくれることを願っています。

世界ではトイレがない人が3分の1

話がそれましたが、世界の「家庭の」トイレを紹介します。

世界で見ると、全人口は78億人。

このうち、トイレのない生活を送っている人が約20億人もいるそうです。さらに42億人の人が衛生的とは言えないトイレを使っているそうで、結果、年間約30万人の5歳未満の子どもが、不衛生を原因とした下痢で亡くなっているそうです。

アフリカ諸国では、新型コロナがあまり注目されていませんでしたが、この現状を考えれば、コロナよりも先にやることがあるという現状に納得ですよね。

とはいえ、ここで取り上げるのは、家に衛生的と言われるトイレがある国の話です。

シャワー室とトイレは一緒なのが世界基準!

世界のトイレの基本は、シャワー室と一緒にあること。

日本の不動産は、いわゆる3点ユニットと言われるお風呂(シャワー)と洗面台とトイレが一緒になったものは嫌われる傾向にあります。

私が一人暮らしをしていた30年ほど前、一人暮らし用の比較的新しい物件は三点ユニットしかありませんでした。

でも今は、超不人気!!

トイレとお風呂が別々であることは、もう世界基準・・・じゃなかった、日本基準であるようです。

でも、世界基準はこの3点は同じ部屋なんですよね。

ただ、日本との大きな違いは、狭いところにぎゅっと詰め込んだ感じではなく、それなりの広さの所にゆったりと置いてあるという感じ。

例えばこの写真のようなイメージです。

結構広いですよね。

日本のビジネスホテルも広布の山店ユニットになっているところが多いですが、それよりも全然広いです。

でも個人的には、うんちの匂いが漂うところで、いい香りのシャンプーとか使いたくない。

と言うか、同じ部屋にあると湿気がこもって、トイレットペーパーが必要以上にしっとりしてしまうんですよね。なんか頼りなくて、好きじゃない。

断然別々がいいと思うのですが・・・

この話を書いていてふと思い出したのですが、韓国は家族で住む家の場合、一家にシャワー件トイレ室が2つあるのが基本だそうです(もしかしたら私が話した韓国人の地域だけという可能性もありますが・・・)。

その理由は家族の単位が大きいということが一つ。そしてもう一つは、「誰かがうんちをした後にシャワーとか浴びたくない」と、結局同じことを言っていました、笑

日本人と韓国人は衛生観念が非常に似ていて、とにかく徹底的に綺麗にしたい民族です。だからうんちの匂いはNGというのはとってもわかります。

ところで、アカデミー賞を受賞した韓国映画「パラサイト 半地下の家族」は見ましたか?

いわゆる、半地下といわれる物件に住む家族の話なのですが、この物件がすごい。

下水との関係で、高い位置にあるんですよね。しかもトイレにドアがない。いやはやなんとも衝撃的でした。

ちなみに、半地下物件自体は今でも残っているそうですが、都心部に関してはほとんど住んでいないんじゃないかといっていました。

しかし、現在でも韓国では、トイレには紙を流さないのが基本。ホテルや駅などの施設では、紙はトイレに流しましょうというのが一般的になっていますが、賃貸物件ではまだまだ認めていなそう。

「下水が整備され、流していい状態に進化したのではないか?」と言っていましたが、この確証はありません。しかもトイレットペーパーを流したために下水が詰まったなんてことになったら、住民の負担でトイレや下水を修理しなければいけないそう。この負担を考えると、紙を流す勇気はないですよね。

ということで、備え付けのゴミ箱に捨てるそうです。

日本人的には、うんちを拭いた紙をトイレに置いておく勇気もないですが・・・。

ちなみに、この画像の右端にあるのがトイレです。

アメリカはトイレもあまり恥ずかしくないのか?

さてさて次はアメリカです。

アメリカは基本的なバスタブとトイレと洗面台が一緒の部屋にある感じです。でもここで紹介したいのは、トイレがどうこうではなく、文化的な話。

映画では、彼がトイレをしながら、その横で身だしなみを整える彼女がドライヤーで髪を乾かすシーンなどがあって、ビックリ!

絶対信じられない!

なんなら他人に音を聞かれるのが嫌で、音姫なる機械を開発してしまった日本人としては、全く信じられない話ですよね。

そしてアメリカのトイレは、ウォシュレットがないのでビデがない

なので柔らかいペットボトルみたいなものにノズルがついた、プライベートビデみたいなのを持ち歩いている人がいてました。

それならウォシュレット使えよ・・・と思うんですけど。

でもここはいろいろなお国事情もあるようで、全員が使うわけではないので、使う人は自分で用意すればいいという話のようです。そして前出のように、色々な人がいるから使い方がわからない人が出てきて、流しっぱなしということもあるそうで、ない方がいいわけです。

便座が2つあるイタリアのトイレ!

そしてビデといえば、イタリアのトイレってこんな風になってるんですよ。便器が二つ。

これはホテルでも、家庭でも基本的なもの(のはず)。

これをどう使い分けるかと言うと、大用と小用ではないんです。トイレはトイレでやる。そして横の蛇口がついてるほうはビデ。ここで水を流しながら、素手で大切なところを洗うんです。

なんかすごくないですか?

服、濡れない?

ズボンの時はどうすんの?

そしてもう一つびっくり仰天!

全員ではないと思うのですが、きっとおそらくほとんどのケースで、ビデを使った後は大切なところも含め、タオルで拭きます。

大切なことなので、もう一度書きます。

トイレットペーパーではなく、タオルで拭きます。

つまりビデの横にあるタオルは、「ピーーー」なところを拭くためのもの。間違っても手を拭かないようにね。

まして、顔を洗って、顔を拭かないように!!!

ちなみに、私の友人でイタリア大好きという人が何人かいるのですが、誰でも1回は和式トイレと言うか、床に穴が開いただけのトイレを見ています 。公共のトイレに多いようです。

ここにはシャワーが付いていて、これを使って大切な部分を洗ったり、なんなら、的にうまく入らなかったらそこもザーザー流したり、なんだか自由に使っているとのこと。

自由な国、イタリア!!

トイレにシャワーがあるベトナムと東南アジア

イタリアと同じような発想でトイレにシャワーが付いているのが東南アジアとベトナム。

お尻を洗うための小型のシャワーがトイレに設置されているのが標準なんだそう。これ絶対洋服が乗れるやつ、、、と思うのですが、ベトナムの留学生に聞いたところ、「そんなことはないよ」と言っていました。

なぜなら勢いがそんなに強くないそう。でも稀に、お風呂のシャワーと同じような勢いで出るのがあって、スカートだと後ろの方がびしょびしょになるらしい。なので最初に、どんな勢いのが出るのかチェックしてからの方が無難だそうです。

ちなみに、出てくるのは水だそうで、大切な所が凍えそうです。

ただ、ベトナムと東南アジアは、近い将来、日本仕様のシャワー付きトイレが普及しそうかなと思ったりします。

なぜなら・・・

日本のトイレの9割のシェアを占めるのは TOTO と LIXIL で、この2社はベトナムと東南アジアの工場で製造しているから。 

きっと近い将来、ウォシュレットが着くはずです!

公共トイレのシャワーって使ってますか?

ところで、めちゃくちゃ衛生観念の発達した日本人。

公共トイレのシャワー機能って使ってます?

私は何だか信用できず、使うことはほぼありません。

使うほうが綺麗なのか、使わない方が綺麗なのか?

私の個人的な永遠の疑問です。

原田園子

原田園子ディレクター

投稿者プロフィール

「不動産の学校」のディレクター兼ライター。
住宅メーカーや不動産業者をクライアントに持っています。
不動産関連の取材実績も多数あり。
不動産投資から日々の暮らし記事まで、幅広く担当します。

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