みんな何歳で家を購入しているの?年代別に見るメリット・デメリット

  • 2019/7/17
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「家を買うなら何歳で買うのがベストなのか?」と疑問を抱いたことがある人もいるのでは? 早い人でいえば20代の前半で家を購入する人もいますが、購入する年齢によってメリットやデメリットに違いがあるのでしょうか?

今日は、家を購入した人たちの平均年齢や、家を購入する年代によって考えられるメリットとデメリットについて解説します。いつか家を買いたいと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

みんなは何歳で家を購入しているの?

まずは、家を購入した人たちの平均年齢から見てみましょう。

国土交通省の調査した「平成30年度 住宅市場動向調査報告書」によると、初めて家を購入した世帯主の平均年齢は以下のとおりです。

  • 注文住宅(新築)40.4歳
  • 分譲戸建て住宅 37.7歳
  • 分譲マンション 38.8歳
  • 中古戸建て住宅 43.5歳
  • 中古マンション 42.1歳

初めて家を購入した人の平均年齢は、新築物件が30代後半、中古物件は40代前半に多いことが分かりました。

では、家を購入する年代によってメリットやデメリットに何か違いがあるのでしょうか?

 

年代ごとに見るメリット・デメリット

ここからは、家を購入する年代によるメリットやデメリットの違いを見てみましょう。

20代~30代前半で家を購入する場合

まず紹介するのは、20代~30代前半で家を購入する場合のメリットとデメリットです。

メリット1.毎月の返済額を抑えられる

20代~30代前半で家を購入する場合はローンの返済期間を長く設定できるため、毎月の返済額を抑えられることがメリットだと考えられます。

仮に30歳で住宅ローンを組んで家を購入するとなれば、35年後に完済する(※ローンの支払いが終わる)プランでの契約も可能です。返済期間を長くすれば毎月の返済額を少なく抑えられますので、返済額が家計を圧迫する確率も低いでしょう。

フラットタイプのローンを組めば、たとえ数年後~十数年後に年収が上がったとしても支払額は上がりません。余裕が生まれた部分に関しては、繰り上げ返済をしたり貯蓄に回したりできます

メリット2.若いうちにローンを完済できる

若いうちに住宅ローンを完済できることも、20代~30代前半で家を購入する場合のメリットです。

20代~30代前半からローンを払い始めれば、仮に35年のローンを組んでも割と若いうちに支払いを終わらせられます。仮に35年のローンを30歳から支払い始めれば、遅くても65歳には完済できるということです

早い段階で支払いが終われば、住宅ローンとして返済していたお金を老後の蓄えに回せます。

今は「人生100年時代」といわれる時代ですから、早い段階から老後の蓄えを始められることは若いうちに家を購入する大きなメリットといえるでしょう。

では、若いうちに家を購入することで考えられるデメリットには、どんなものがあるのでしょうか。

デメリット1.住み替えを要する可能性がある

20代~30代前半で家を購入する場合のデメリットとしては、転職や結婚・離婚、出産といった生活スタイルの変化に伴い、家の住み替えを要する可能性が考えられます。

もし収入が減れば、住宅ローンの支払いを続けられなくなるかもしれません。

また、中には離婚を機に家を手放す人もいます。離婚した時点で住宅ローンが残っていると、家を売却してもローンが残る可能性もあるため、注意が必要です。この場合は、抵当権の問題で家を売却できない可能性もあります。

デメリット2.所有コストがかかる

2つ目のデメリットは、トータルで考えた場合の所有コストが多いことです。

若いうちに家を購入することで所有期間も長くなりますので、固定資産税や都市計画税といった税金の支払総額が多くなります

また、

  • 家の修繕費
  • 保険料
  • メンテナンス費用

などが長期間にわたってかかるほか、ローンの支払利息が多くなることもデメリットの1つです。

30代後半~40代前半で家を購入する場合

続いて、30代後半~40代前半で家を購入する場合に考えられるメリットとデメリットを紹介します。

メリット1.総支払額を抑えられる

1つ目のメリットは、住宅ローンの総支払額を抑えられることです。

20代~30代前半に家を購入する場合に比べると、30代後半~40代前半は頭金をしっかり用意できます。頭金をしっかり用意できれば住宅ローンの借入金額を抑えられ、返済期間も短くできますので、結果的に支払利息も少なく済むということです。

メリット2.高価な家も取得できる

30代後半~40代前半なら経済的にも安定する時期ですから、購入できる家の価格にも差が生まれます。

たとえば、20代であれば十分な頭金を用意できないケースが多く、収入もそう高くないことから申し込める住宅ローンの金額も低めである可能性が高いです。すると、購入できる家の価格も低めになることが予想できます。

一方、30代後半~40代前半であれば20代の頃よりも頭金を用意しやすく、それなりの年収があれば希望の金額で住宅ローンを申し込める可能性が高いです。そのため、30代後半~40代前半は20代で家を購入する場合より高価な家を取得しやすいと考えられます。

デメリット1.定年後も支払い続ける可能性がある

続いて、30代後半~40代前半で家を購入する場合のデメリットを考えてみましょう。

30代後半~40代前半で家を購入する場合のデメリットとしては、定年後も住宅ローンを支払い続ける可能性が考えられます。定年後に年金から住宅ローンを支払い続けるのは、想像以上に大変なことです。

反対に、定年までに住宅ローンを完済しようとすると、返済期間は短くなりますが、契約金額によっては毎月の返済金額が家計を圧迫するかもしれません。

デメリット2.老後の蓄えに資金を回しにくい

2つ目のデメリットとして、老後の蓄えに資金を回しにくいことが考えられます。

家を購入するまでに蓄えておいた資金を家の頭金として納めるほか、余裕が生まれた部分についても繰り上げ返済に充てたり教育費に充てたりする家庭が多いのではないでしょうか。すると、住宅ローンの支払いが終わるまでは老後の蓄えを始められない可能性があります。

人生100年時代を生き抜くためにも、30代後半~40代前半で家を購入するなら定年退職後の生活費についてもしっかりと考える必要がありそうです。

 

まとめ

今日は、家を購入する人の平均年齢や、家を購入する年代によって考えられるメリット・デメリットを紹介しました。

家を購入する人の年収や生活スタイル、健康状態などによっても答えが異なるため、どの年代で家を購入すれば良いのかとは一概にいえません。しかし、たとえ何歳で家を購入するとしても、事前にしっかりと返済計画を立て、あらゆるリスクに備える必要があることだけは確かです。

どうせ買うならと消費税増税前の購入を考えている人もいると思いますが、くれぐれも家だけは衝動買いをしないよう気を付けてくださいね。

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