次世代住宅エコポイントで交換できる商品を実際に検索してみました!
2019年に復活したエコポイント「次世代住宅エコポイント」で交換できる商品が、この6月にやっと公開されました。そこで、今日は交換商品の検索方法や交換できる商品などを紹介します。
今回の住宅エコポイント制度ではポイントをどんな商品と交換してもらえるのか気になっていた人は、ぜひ参考にしてみてください。
エコポイント関連の記事は、コチラもご参照くださいね。
次世代住宅エコポイントとは?対象となるリフォームのケースを解説
ついに交換商品が公開されました!
2019年6月に次世代住宅エコポイント制度の交換商品が公式サイトで公開され、商品の検索が可能となりました。
利用できる検索方法は、
- カテゴリから探す
- 政策テーマから探す
- 都道府県から探す
- ポイントから探す
の4つです。
では早速、それぞれの方法で商品を検索してみましょう。
検索方法その1.カテゴリから探す
2019年6月現在、次世代住宅エコポイントの商品カテゴリは全部で9種類です。
それぞれのカテゴリには、さらに細かい分類があります。
たとえば、「家電」というカテゴリをのぞいてみると、
- 省エネ家電
- 省エネ照明
- 健康家電
- キッチン家電
- 掃除・洗濯家電
- 電子辞書
- スマートスピーカー
という7つの分類がありました。
いくつかのカテゴリから、実際に掲載されている商品をピックアップして紹介します。
省エネ家電
まずは省エネ家電からです。
省エネ家電に登録してある商品は、2019年6月時点で67件あります。
その中には、
- ノートパソコン
- プリンター・スキャナー
- 液晶テレビ
などが登録されていました。
たとえば、登録されている中で最も低いポイントのノートパソコンは、「ASUS」の「VivoBook S14 S430UA-SGBKS」(9万ポイント)。こちらは、株式会社ソフマップが登録した商品です。
反対に、最も高いポイントのノートパソコンは「東芝」の「dynabook T9/KG」。こちらは株式会社アリエシステムが登録した商品で、40万ポイントと交換できます。
キッチン家電
続いて、キッチン家電に登録してある商品もいくつか紹介しましょう。
キッチン家電に登録してある商品は、2019年6月時点で364件です。
その中には、
- 冷蔵庫・冷凍庫
- 炊飯器
- 電子レンジ・オーブン・トースター
- その他キッチン・調理家電
などがありました。
「その他キッチン・調理家電」の中には、
- 精米機
- IH調理器
- ホットプレート
- 電気フライヤー
- 電気ケトル・ポット
- コーヒーメーカー
- ジューサー・ミキサー・フードプレセッサー
などが登録してあります。
たとえば、電気フライヤーであれば、株式会社ロフトが登録した「象印」の「あげあげ EFK-A10G-TJ」は1万2,000ポイント、株式会社旭洋が登録した「PRINCESS」の「卓上電気鍋テーブルフォンデュアンドフライピュア」は1万6,000円で交換できます。
このように、各カテゴリでは商品の種類ごとに細かく分けてありました。
検索方法その2.政策テーマから探す
続いて、政策テーマから検索した結果を紹介します。
政策テーマには、
- 省エネ・環境配慮に優れた商品
- 防災関連商品
- 健康関連商品
- 家事負担軽減関連商品
- 子育て関連商品
- 「地域の振興」に資する商品
という6つの種類がありました。
ここでは、「子育て関連商品」の中からいくつかの商品をピックアップしてみます。
子育て関連商品の中には、
- 子ども用インテリア
- 学習用品
- 玩具-対象年齢6歳未満-
- 子ども用衣類
- 子育て用品
- 子ども向け自転車
- 電子辞書
といった分類がありました。
今回は、この中から「子育て用品」を見てみましょう。
「子育て用品」の中には、さらに
- セーフティーグッズ
- 子育て用品
といった分類があります。
この中の「子育て用品」を見てみると、
- おむつ・おしめ
- その他子育て用品
といった種類がありました。
試しに「おむつ・おしめ」をクリックしてみたところ、登録してあるのは株式会社近鉄百貨店の登録した「花王」の「メリーズパンツさらさらエアスルー」と「メリーズさらさらエアスルー」のみです(2019年6月時点)。
なお、「その他子育て用品」には、「エルゴベビー」の「ベビーキャリア」や、「コンビ」の「スウィングベッド&チェア」などが登録してありました。
政策テーマからの検索は、「家事の負担を軽減してくれる商品」や「子育てに役立つ商品」といった目的に合わせて商品を検索したい人にピッタリですね。
検索方法その3.都道府県から探す
続いて、「都道府県から探す」という検索方法について紹介します。
「都道府県から探す」をクリックしてみたところ、日本地図が表示されて好きな都道府県を選択できる状態になりました。いくつかの都道府県をクリックしてみましょう。
まずは、北海道をクリックしてみます。
北海道をクリックすると、北海道産の食材やお米、ビールなどが出てきました。
たとえば、株式会社秀屋の登録した「北海道発かに三昧」では、
- 毛ガニ
- ズワイガニ
- タラバガニ
といった3種のカニが、5万4,000ポイントで交換できます。
一方、沖縄県には
- 泡盛
- アグー豚
- もずく
といった商品が登録されていました。
取得した次世代住宅エコポイントを地域振興に役立てたい人はもちろんのこと、その土地ならではの商品と交換したい人は、ぜひ都道府県別の検索を試してみてください。
検索方法その4.ポイントから探す
最後に、ポイント数から検索する方法を紹介します。
ポイントから探す方法の場合、まずは
- 500~1万ポイント
- 1万100~2万ポイント
- 2万100ポイント~3万ポイント
- 3万100ポイント~4万ポイント
- 4万100ポイント~5万ポイント
- 5万100ポイント~10万ポイント
- 10万100ポイント~
という7つの項目から1つを選びます。
試しに「5万100ポイント~10万ポイント」にチェックを入れてみると、下限と上限を設定できる状態になりました。ここでは、下限を「5万100ポイント」、上限を「7万ポイント」に設定して検索してみます。
検索ボタンをクリックすると、166件もの商品が出てきました。
こんなときは、絞り込み検索が便利です。
よく見ると、検索結果ページの左側に
- 「商品カテゴリ」
- 「政策テーマ」
- 「都道府県」
といった項目があり、これらの項目チェックを入れたり自由にキーワードを入力したりすれば商品を絞り込めます。
使えるポイント数+細かい条件で検索できますので、素早く検索したい人はポイント数からの検索を試してみてください。
交換商品は随時追加予定
次世代住宅エコポイント制度では、2019年6月の時点で約3,000個の商品が登録してあります。しかし、公開してあるのは検索した時点までに登録された商品のみ。2020年3月31日(予定)までは、商品が登録されるたびにその都度、検索ページにも追加されていくそうです。
また、商品内容やポイント数は交換商品事業者が変更する場合もあるということですので、実際に交換を申請する前には必ずもう1度ご確認ください。
まとめ
今日は、次世代住宅エコポイントで交換できる商品の検索方法や、交換できる商品、必要なポイントなどを紹介しました。
10万円以上のお金を出してロボット掃除機を買うとなると少しためらってしまう人は多いと思いますが、次世代住宅エコポイントで交換してもらえるとなれば罪悪感なく手に入れられるでしょう。
部分的なリフォームでも、次世代住宅エコポイントを取得できる可能性があります。このチャンスを逃さないよう、リフォームを考えている人は1度チェックしてみてくださいね。