アパートのキッチンを快適に使いたい!おすすめの工夫ポイント6選

  • 2019/11/27
  • アパートのキッチンを快適に使いたい!おすすめの工夫ポイント6選 はコメントを受け付けていません

アパートは、1~2人世帯向けの物件が多い傾向にあります。想定する居住人数が少ないほどにキッチンが狭く、機能性も低くなるため、満足できない方も多いのではないでしょうか。そんなときは、キッチンが使いやすくなるように工夫するのがおすすめです。

今回は、アパートのキッチンを快適に使うための小ワザから手軽にできるDIYまで、おすすめの工夫ポイントを6つ紹介します。

アパートに備わっているキッチンの特徴

まずは、アパートのキッチンにはどのような特徴があるのかを詳しく見てみましょう。

狭くて物を置けるスペースが限られている

アパートのキッチンは、ファミリー向け物件のキッチンと比べて狭い傾向があります。

食器や調理器具、家電などを置けるスペースが限られているため、アパートで広いキッチンを作るのは難しいのです。

また、横幅が極端に短い場合は、まな板を置くスペースが足りなくて好きな料理を作れない場合もあります。横に広くても、後ろの壁との距離が短ければコンロとシンク間の移動は大変ですよね。

ただ、キッチンの拡張はできなくても、工夫次第で置ける物の量を増やすことは可能です。

リビングとの境目がわかりづらい

アパートのダイニングキッチンは、リビングとの境目が分かりづらくなっています。

リビングをオシャレな空間にしたくても、生活感あふれるキッチンとの境目が曖昧だと理想的な空間づくりは難しいでしょう。

カウンターがあればリビングとの境目が明確になりますが、アパートにはカウンターがない場合がほとんど。そのため、リビングとの境界を明確にするためのテクニックを取り入れることが大切です。

壁側にキッチンが設置されている

壁側にキッチンが設置されていると、リビングに背中を向けて料理することになります。

子どもの様子を見ながら料理したくても、なかなか常に見ておくことは難しいでしょう。そのため、ベビーモニターを壁に取りつけている方もいますね。

壁側にあるキッチンを動かすことはできませんが、このような工夫で快適さをアップできます。

アパートのキッチンを快適に使うポイント6選

続いて、アパートのキッチンを快適に使うにはどのようなポイントを押さえればいいのか、詳しく見ていきましょう。

ポイント1.壁面収納をうまく使う

壁面収納をうまく使うことで、食器や調理器具などを増やさなくても問題なく収納できます

具体的には、次のような壁面収納を取り入れましょう。

正面の壁に棚を取りつける

正面の壁に棚を取りつければ、コップや皿などを収納できます。

また、各種スパイスやオイル類などを収納しておけば、調理のときにすぐ使用できるでしょう。

一緒にフェイク観葉植物を置いておくと、オシャレな雰囲気を演出できます。天然の観葉植物はキッチンで育てるのが大変なため、フェイク植物がおすすめです。

調理器具をフックでつる

突っ張り棒を取り付けて、フックで調理器具をつりましょう。これなら、調理中にすぐ必要な調理器具を取れて料理がはかどります。

また、オシャレなデザインの調理器具をそろえれば、インテリアとしてもキッチンを飾ってくれますよ。

調理器具が壁に付かないため、衛生的にも問題ありません。洗った後にすぐつっておけば、自然に乾きます

ただし、調理によって出た油汚れが付くため、しばらく使っていない場合は一度洗ってから使うことをおすすめします。

ゴミ袋やキッチンペーパーを壁に設置する

ゴミ袋やキッチンペーパーなどは、壁に直接、取り付けましょう。

棚を開けてゴミ袋やキッチンペーパーを取り出す手間が省けますし、ぬれた手でゴミ袋が入った箱やキッチンペーパーの箱を触りたくない方にもおすすめです。

キッチンのスペースが広めな場合は、棚を設置してゴミ袋やキッチンペーパーが入った箱を置きましょう。一緒にキッチンクロスを置いておくと、利便性がアップします。

また、キッチン台の収納扉に取り付けてもいいでしょう。ただし、脚に当たって邪魔に感じない場所に取り付けてください。

ポイント2.突っ張り棒でデッドスペースを有効活用

キッチンの壁側に2本の突っ張り棒を並行になるよう取り付けると、ちょっとした棚を作れます。重い物は乗せられませんが、ハンドタオルやハンドソープの替えなどを置いておけて便利です。

デッドスペースを有効活用すればキッチン台を広く使え、料理も楽しくなるでしょう

ポイント3.IHヒーターではなくガスコンロを選ぶ

快適にキッチンを使いたいなら、おすすめはIHヒーターではなくガスコンロです。

IHヒーターはぬれた布巾で手入れできますが、汚れと本体とのコントラストが大きく、少しの汚れでも目立ってしまいます。

また、IHヒーターはガスコンロに火力で劣る面もデメリットの1つ。火力が強い分、ガスコンロは短時間で調理できます。

料理によってはガスコンロの火力が必要な場合もありますので、さまざまな料理を楽しみたい場合はガスコンロを選ぶとよいでしょう。

ポイント4.カラーボックスでカウンターを作る

カウンターを設置することで、リビングとキッチンの境目が明確になります。

カウンターの脇に観葉植物や料理本などを置いたり、レシピを見るためのタブレットを置いたりするのもおすすめです。

しかし、カウンターは値段が高い上に引っ越すとサイズが合わなくなるため、購入したくないという方は多いのではないでしょうか。

そこでおすすめなのが、カラーボックスを使ってカウンターを作ること。

材料と作る手順は、次の通りです。

【材料】

  • 3段のカラーボックス×2~3
  • 木工用接着剤
  • 好きな材質の板

【手順】

  1. 好みの高さになるよう、カラーボックスを横向きに積む
  2. それぞれ木工用接着剤で固定する
  3. 最上部に好みの材質の板を固定する

木工用接着剤ではなくクギでつなげると、簡単に解体できるようになります。カラーボックスは1つ1,000~4,000円程度で購入できるため、総材料費は高くても1万円弱です。

ポイント5.撥水性のある壁紙を床に敷いて汚れ対策

キッチンの床は油汚れでベタついてしまうため、しっかり対策したいところです。

キッチンマットを敷いても定期的な洗濯が必要なため、面倒に感じている方は多いのではないでしょうか。

撥水性のある壁紙を床に敷くことで、油汚れ対策になります。撥水性があれば、雑巾での水拭きも可能です。さらに、両面テープを使えば原状回復の問題もクリアできます。

ポイント6.壁紙やタイルでおしゃれにDIY

キッチンの壁には、壁紙やタイルを貼っておしゃれにDIYしましょう。毎日使うキッチンだからこそ、自分好みにアレンジしたいところです。

壁紙やタイルを貼るときは、原状回復できるようにマスキングテープの上から両面テープを使って貼ります

また、壁に取り付けた棚や突っ張り棒、調理器具などのデザインに合った物を選ぶことも大切です。おしゃれなキッチンを作りたい人は、デザイン性にもこだわりましょう。

まとめ

アパートのキッチンを快適に使う最大のポイントは、何といってもスペースを有効活用することです。棚や突っ張り棒などを取り付けて、見た目と利便性の両方に優れたキッチンを作りましょう。業者に依頼して棚を取り付けるのも良いですが、費用を抑えたい場合はDIYがおすすめです。自分好みのキッチンにできれば、日々の料理や洗い物といった家事に対するモチベーションも上がるのではないでしょうか。

加藤 良大

加藤 良大

投稿者プロフィール

歴8年の専門記事ライター。不動産記事の執筆本数は500本を超える。不動産売却や税金の話、相続やM&Aによる不動産売買に関する記事を執筆。誰が読んでもわかりやすく、すべての疑問を解決できる記事の執筆を心がけています。

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