マスターズ優勝の松山英樹選手に続け?オーガスタで夢を追う方法を検討してみた<不動産編>

  • 2021/4/14
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今年のゴルフのマスターズ。松山英樹選手が優勝しましたね。寝不足になった人も多かったのではないでしょうか?

笑顔と涙に沸いたゴルフを見ながら、筆者は思ったのです。アメリカのオーガスタの地で、何らかの夢は叶えられないか?と。

ということで、不動産の学校メディアらしく、不動産を購入し、民泊で貸すという想定で儲けがでるかを考えてみました。

オーガスタナショナルGCは入ることすら難しい、憧れの場所

マスターズ優勝を叶えた松山英樹選手は、賞金207万ドル(約2億2697万円)を手にしたそうです。これだけでもすごいですが、各スポンサーからさらにボーナスが出て、今後のテレビやCMからのオファが殺到するでしょうから、大変なことになることは間違いありません。

彼は2013年にプロに転向し、PGAツアーの公式競技での生涯獲得賞金は3329万ドル。日本円にすると36億5024万円!!

29歳でこれだけの成功するって、どんな人生が待っているのでしょうか?

しかし、彼にとって一番うれしいのは、マスターズの生涯出場権を獲得したことなのかもしれません。マスターズが行われるオーガスタナショナルGCは、入場するだけでも大変なことで有名です。マスターズ出場以外で日本人でプレーをした人はわずか数人と言いますし、プロのゴルフプレイヤーでもマスターズ以外では入場できません。

ちなみにオーガスタナショナルGCのメンバーは世界で300人程度と言われています。会員になるためには数十年待たされる上、推薦がなければメンバーにもなれません。プレイするにはコースのメンバーと同伴するしかなく、よほどの人脈がないとできないわけですね。

そう言えば、最近、はじめて女性メンバーが認められたそうです。ライス元国務長官が・・・。ある意味、このゴルフ場に入ること自体がアメリカンドリームなのかもしれません、笑

オーガスタに家を買い、民泊させれば儲かる?

さてそんなオーガスタで、松山選手が吸った空気を吸ってみたい!
旅行とかそういうことではなく、できればこの地でビジネスチックなことをしてみたいと考えた私は、以前、小耳に挟んだことを思い出しました。

「オーガスタに家を買い、マスターズでこの地を訪れる人に民泊させればお金が儲かる」という話。

確かに、オーガスタはゴルフの期間中、世界中の人の注目を集めます。それは世界中に中継されているからであり、逆に言えば、それだけマスコミが集まっているということ。

対して、マスターズの期間以外は自然が溢れる地域、つまり田舎の町だとすれば、高級ホテルが沢山あるわけではなく、営業しているホテルは関係者で埋まってしまうことでしょう。

となると、ホテルに入れないマスコミ関係の人はどこに泊まるのか?

もちろん、マスコミ関係者はマスターズの当時だけでなく、その前後も泊まっていくはず。そうなると、その期間だけでも、それなりに儲かるのではないか?という下世話な考えのもと、調べてみました。

取らぬ狸の皮算用をしてみる、笑

まずはオーガスタの場所です。

オーガスタはアメリカ合衆国ジョージア州にあります。 人口120万人。ジョージア州とサウスカロライナ州の州境にあり、州内ではアトランタに次いで2番目に大きな市だそうです。つまり、田舎町ではなかったということですね、笑

アメリカで民泊といえば、Airbnbです。アメリカで生まれたビジネスなので当然です、笑

Airbnbで貸し出すには、まず物件を持っていなければいけません。ということで、どれぐらいの価格で家を買えるのかを調べてみます。

まずは家を探す

価格を調べるのはZillowというサイト。

日本にいながら、アメリカの物件の価格はもちろん、外装・内装の写真を見ることができる今の時代はすばらしいものです。いやほんと、びっくりですよ。

では、このサイトで 「Augusta」の売り物件を調べてみます。

青い囲みがオーガスタです。街の境が直線なのがアメリカという感じですね、笑
そして、赤い丸が今日現在、売りに出されている物件(土地含む)です。結構ありますね。

そして、住めそうなレベルで一番安いのは、$35,000の水色の家。

戸建てですがワンルームです。
水色の外装がアメリカン!
って、玄関におじさんが写ってる!
持ち主でしょうかね、笑

1926年に建てられた家のようで結構ボロいですが、アメリカって100年前の家って結構あったりするので、論外というほどではなさそう。
DIYしがいがあると前向きに捉えましょう。

もう少し価格をアップして、$50,000台になると、結構いい感じの家がバンバン出てきますね。

たとえば、この赤レンガの家。

家までのスロープがいい感じですね。バリアフリーでもあります。こちらが建てられたのは1955年。ファミリータイプの家でベッドルームが二つ。価格は$55,000です。

続いて、こちらの白い家。

価格は$50,000で、3ベッドルーム。1921年に建てられたそうで、家の前がコンクリートでできたパーキングエリアになっています。

もちろん、もっとお金を出せるのなら、いくらでもよい物件が出てきます。$80,000万ドル近くになれば4ベッドルーム、お風呂が2つとか言う物件がザクザク出てきます。ですが、民泊をメインにするならばここまでは必要ないのかなとも思ったり。

調べていくと、筆者と同じようなことを考えている人がいるようで、この辺りの家族連れでも、ゴルフトーナメントが行われるこの時期は別のところに旅行に行き、自宅は民泊で貸してしまう家が結構あるようです。

アメリカ人の考えることも同じ、笑

民泊はAirbnb!どれくらいで貸しているか?

さて次に、Airbnbの宿泊料金です。

Airbnbは残念ながら、過ぎてしまった日の価格を調べることはできません。つまり、平常時の価格しか分からないと言うこと。ただ、平常時でも、1ベッドルームの個室を貸し出す価格は、4000円ぐらいが相場のようです。一軒家になると6000円とか8000円程度ですね。

Airbnbには旬な時期があって、当然、マスターズの時期には跳ね上がることが予想されます。ということで、来年のは価格を調べようと思います。

計算してみる

では、計算してみましょう。

仮に$50,000の一軒家を買ったとします。$1=108円として、540万円です(仮の計算なので、税金とかは無視します)。

そして、Airbnbで1泊6000円で貸したとし、月間15日稼働すれば月90,000円の収入になります。

仮に、マスターズの期間も同じだとして、年間の収入は、90,000円×12ヶ月=1,080,000円

利回りは・・・
1,080,000÷5,400,000×100=20%

これはなかなかですね。

清掃代は別途いただくので金額的な心配はしなくてよいですが、最初にリフォームしたり、リネン類の管理などは現地の人に頼むしかありません。管理会社が入るか、信頼できる人がいなければむずかしそうですが、夢を追うのにはなかなかですね。

夢は続くよどこまでも

ちなみに、オーガスタゴルフにボランティアとして紛れ込むことができれば、マスターズの賑わいを肌で感じることができるはず。ボランティアになるには、これも高い条件があるものの、まずは地域の人であるということが重要なんだそうで、ここに物件を持つのはいいことかも?なんて素人的に考えてみたりもします。

松山英樹選手も今回優勝したことでマスターズの生涯出場権を得たわけで、いつの日か生で彼を見られるのかもなんていう期待を胸に、ワクワクするだけでも価値がありそうです。

まずは英語の勉強だな・・・笑

原田園子

原田園子ディレクター

投稿者プロフィール

「不動産の学校」のディレクター兼ライター。
住宅メーカーや不動産業者をクライアントに持っています。
不動産関連の取材実績も多数あり。
不動産投資から日々の暮らし記事まで、幅広く担当します。

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