2022年初からのJ-REIT市場下落について

2022年が明けて間もなくから、J-REIT市場の下落が気になるようになりました。

東証REIT指数の年初来騰落率は▲11.0%(1月20日時点)。結構な下落率ですよね。

その後、若干持ち直しているものの、楽観はできない状況です。

この背景には、3つの理由があると考えられています。それは以下。

  1. 新規リートの公募増資で需給悪化
  2. 株式市場につられて安くなった
  3. 金融機関の保有売却(と言われている)

1.新規リートの公募増資で需給悪化

世界的なことはさておき、J-REITに関しては、年初から公募増資の発表が相次いだことで、需給悪化懸念が指数を押し下げたことが理由にあげられます。

そりゃ、公募が増資すれば商品としてダブつくんじゃない?と思いますよね。

でも、中期的な視点で見れば、世界的には金融政策が引き締められても、日本は緩和的な状態が継続されそうなわけで、今下落しても、高い配当利回りと割安感があるいう見方もできます。

今後、しばらくすれば緩やかながら上昇することが考えられ、投資対象としてはなかなかと見る専門家がいるのですが、とは言え、やっぱり焦りますよね。

 

2.株式市場につられて安くなった

株式市場は見事に下がってきています。米国株式はもっと分かりやすく下落しているわけけで、それにつられて…という部分も大いにあります。

これはしばらく待ちなのかと思いますが、米国株がこのままと言うわけはありません。

投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェット氏は、「NYダウ平均が100年後には100万ドルを超える」と言ったそうで、短期的には下がることがあっても、長期的に見れば、今後も米国株の価格は上昇し続けるという見方をされています。

日本としては、取り残されないようにしなければなりませんけどね。

 

3.金融機関の保有売却(と言われている)

どこかが大々的に発表したと言う話しではないので、噂のレベルと言うか、そうゆう見方があるという話です。でも、信ぴょう性はありますよね。

J-REIT市場には、主要な投資家として国内金融機関があるのですが、そこの売りが増えているという話です。

3月を決算月としているところは多く、決算対策として減損回避をするためにロスカットをしたいために売りが膨らんだと考えるのはまっとうです。

去年はすごかったことを記憶している方も多いのでは?

ただ、これも一時的なもので、J-REIT市場、特に住宅や物流分野は配当が減るリスクが比較的小さいので、下落のタイミングは買い時と考える人がいるのも真実です。

だって、去年3月にクラッシュ状態となった時、結局は購入した人はしっかり利益を受け取ったわけで、ここは悲観的な見方をするか、チャンスと見るかはいろいろですよね。

とにもかくにも、J-REIT市場のこれからに注目していきたいものです。

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