家事の分担、必要とされているうちが華!住みやすい家づくり

  • 2019/8/19
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世の中の奥さんや、お母さんたちから共感されている物をご存知ですか?
綾小路きみまろさんの毒舌な漫談を聞いたことはありますか?

この2つに共通しているものは、ろくに家事をしない旦那さんが出てくることです。
「皿を洗って欲しいと言ったら、おれが使ったものじゃないから嫌だと言われた。私は自分が汚したわけでもない服を毎日洗濯しているのに……」
「少し手伝ったぐらいで家事や育児に参加している気になっているの?」

きみまろさんの漫談のように、「それでも二人支え合って生きていく」という生活が続けばいいですが、それは昔の話。今では離婚の二文字が現実化します。

そんなことにならないように、家事や育児に参加しましょう!そして、それらは家事を分担しやすい家にすることでぐっと改善するかもしれません。

今回は、共働きで家事を分担しやすい家作りを見ていきましょう。

 

誰にでもわかりやすく、使いやすくしていく

仕事で他人の業務を引き継いだりすると、わかりにくい資料やデータを渡されてイライラしませんか?

仕事だから何とかやるものの、これが家事ならやる前から詰んでいます。
資料も家事も、誰もがわかりやすく、使いやすい状態にしておくことが、ストレスフリーで生活できる秘訣です

キッチンの中

家事は大きくわけると、食事・洗濯・掃除になります。すべてを人の手で完璧にこなすとなると大変ですので、使える武器はなんでも取り入れることがおすすめです。

たとえば、食器洗い乾燥機!男性の多くは食器を洗うだけと思っているようですが、油汚れはいつまでもベトベトしていて、デンプン汚れは硬くなり取れなかったりすると10分以上洗っていることもあります。

それが食洗機を導入するとほったらかしのおまかせで、かなりの時短になるのです!休日に1日3食食べれば少なくとも3回は食器を洗うことになります。さらに、何かを飲めばコップが汚れ、おやつを食べれば皿が汚れますので、実際には3回で済みません。

この食洗機の導入は男性にとっても楽ちんですね。汚れた食器を入れてスタートすれば、勝手に洗って乾かしてくれますので。汚れが残っていたり、油が落ち切らずに怒られる心配もありません。

日本で普及は遅れていますが、ディスポーザーもとっても便利!
ディスポーザーとは、シンクの下に設置する生ゴミ粉砕機です。生ゴミを入れ、水を流すと粉砕刃が生ゴミを細かくして、下水に流してくれます。そのため、生ゴミをいちいち集めて処理をしなくて済み、時短に繋がります。

下水に直接流すなんて、詰まったらどうするんだと思いますか?
ディスポーザーで生ゴミを砕き下水に流すと特殊な排水処理槽で浄水処理を行い、生ゴミを取り除いてから水が流れていきます。そして、まとめられた生ゴミの最後は焼却されて終わりです。

画像出典:株式会社日本エスコ ディスポーザーとは? 

新しい技術ではありませんが、IHコンロも掃除の手間が格段に減り、便利です。しかし、まれにIHコンロの上に物を落としてしまい、表面の強化ガラスが割れたり、アパート等の角部屋だと、雷が落ちて壊れてしまったりすることがあります。

https://www.instagram.com/p/B0hh_m1AYHG/

ガラスを割ってしまうと修理費が2万円~5万円程かかってしまうので注意しましょう。雷については「雷が落ちやすい部屋」があります。私の知り合いは過去3回雷が落ちて、そのつどIHコンロの修理をしていました。
設置からたとえ1年以内だとしても、天災は補償対象外です。修理費用、出張費用と全額負担になりますので、注意して設置することをおすすめします。

洗濯機の近くのカウンターデスクで流動的

一人暮らしの悩みでもあると思うのですが、洗濯が本当に面倒!洗って、干して、取り込んで、たたむ。小さい子供いればなおさらで、洗濯するだけでスムーズにいかない時もあります。

そこで少しでも業務量を減らすために導入したいのは乾燥機付きの洗濯機です。洗ってそのまま乾かしてくれれば、仕事に行っているうちに終えられます。家に帰ってからでもOKですね!

そして、乾いた洗濯ものをたたむスペースですが、洗濯機の近くにカウンターデスクを設置しておくと、洗濯機から出してすぐに畳めて、とても便利です。いちいち部屋を変えてたたむ手間もありません。

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乾燥させるならば、浴室乾燥機もあります。浴室に濡れた洗濯ものを干して乾燥させるため、干す手間はあります。しかし、浴室全体を乾燥させるため、適度に使うことでお風呂場のカビの発生を抑制させることもできますね。

画像出典:交換できるくん 浴室乾燥機の選び方

デメリットは乾燥機付きの洗濯機の数倍の電気を消費するため、少しコストがかかるところです。

物を減らして掃除をロボットにお願いする

画像出典:アイロボット ルンバ 

子供が小さければ家の中の清潔さは常にキープしておきたいものですね。しかし、外から入ってくるホコリや、毎日の食べカス、様々な原因で汚れていきます。
それらをカンタンに解決するために、ロボット掃除機の導入が望ましいです。

ただロボット掃除機を買っても、床に段差があったり、床に物を置いていたりするときちんと掃除が行えません。そのため、家を建てる時に先にバリアフリーの家にして段差を無くしたり、収納箇所を増やして床には最低限の家具しか置かないようにしたりすることをおすすめします

 

収納ルールを決めてロス時間をなくす

妻をイライラさせる言動の一つに物の在処を聞くことがあります。1回や2回まだしも、毎回となると怒らせるだけでなく効率も悪すぎですね。

解決するためには収納方法をルール化しておくことです
置く場所を決めていたり、収納する際の状態も話し合っておくと双方ともに楽ちん!

この収納ルールを決める方法というのは、意思の疎通をはかることでもあります。どこにを置いているのか、そして現状何が不足していて、補充しないといけないのかを話し合う必要があるのです。

そうしなければ、収納ルールはあっても物がないということになりかねません。

 

夫婦という関係でも他人である。互いに思いやることが大切

家事の分担は何も特別なことではありません。
ともに働き、生きていく上では当然のことです、なぜならば、仕事の責任や量に関わらず、働いているという条件だは同じから。

そのため、家事は妻がやるべきという考えは捨て、自分にできることをすすんでやる行動力が必要です

そして、心のすみに置いていて欲しい考えが、たとえ夫婦でも元は他人であるということ。自身の母親ならば何も言わずにやってくれるかもしれませんが、妻は違います。他人であり、ともに思いや心、いたわる心が無くては家事の分担はできません。

そして、分担をせずに負担を一方的にかけ続けると取り返しのつかない事態になるかもしれません。

 

問題を共有し、ともに解決にしていこう

家事の分担で欠かせないのは意思の疎通を計ることです。して欲しいことや、できなことがあれば伝えて、ともに解決していきましょう。

しかしながら、それを毎日伝えていては面倒なのも確かです。お互いの予定を一目で分かるようにしておけば解決できることも多いですね。

そのために、リビングなどの必ず目にする場所に連絡ボードを設置しておくととても便利!
一週間の夫婦の予定や、できないこと、できること、在庫が少なくて補充しておかないといけない物などを記しておくといいですね。

また、そういった管理をアプリで行う方もいます。一家のスケジュールなど一切合切を共有して把握しておくことが、共働きでも快適に暮す秘訣です。

 

まとめ

家事を一人でやるのは大変ですね。一人暮らしをしていたから分わかると思うですが、一人分だけでもどこかで手を抜かないとできません。
ましてや、家族分の家事を一人でこなすことは到底無理です。

二人でやることでずっと効率よくはなりますが、それでも余裕が欲しくなると思います。働いている間にこれが終わっていればな……なんて思うようになるでしょう。
そして、余裕を作ってくれる機械はカンタンに手に入ります。

食器洗い乾燥機、ディスポーザー、IHコンロ、乾燥機付きの洗濯機、掃除ロボット。それぞれが生み出してくれる余裕は小さいですが、あわさると家事はかなり楽になります。
昔はなかったんだから甘えだなんて言わずに、さっさと導入することをおすすめいたします。

また、互いに気づいたことは伝えておきましょう。そのためには、情報を共有して、把握できる環境を整えておくことが大切です。リビングにホワイトボードを設置したり、アプリでスケジュールや買い物メモを共有したり。情報の共有は夫婦仲をたもつうえでもとても重要です。何も頼られなくなったら離婚の秒読みがはじまっていると思っていいでしょう。「家事や育児に協力的でない」という実績を集めているのかもしれません。

家事や育児を分担しやすい家にして、快適に暮していきましょう。

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