お庭をリフォームしてウッドデッキを設置したい!
そうと決まったら、どこにお願いすればよいでしょうか?
自分で作るDIY(Do It Yourself)、お家を作っていただいた施工会社にお願いするなど、その選択肢はさまざま。おすすめはホームセンターの簡単キットを自作するよりも、作成してもらうのが低コストでおすすめです。今回はそんなウッドデッキの選び方とメリットデメリットをご紹介します。
簡単リフォーム ウッドデッキをDIYで挑戦!
家族会議でウッドデッキを作ることに決定!
すると「マイホームなのだからお父さんががんばっちゃうぞ!」なんて自作でウッドデッキに挑戦するお父さんもいらっしゃるのではないでしょうか?
マイホームを持って、ちょっとした工具を揃えて本棚や子供の机を作るのが趣味になるお父さんも多いですよね。
そしていざウッドデッキに挑戦するとなると、これが結構大変。設計図をしっかりと作成し、地盤をならしてウッドデッキの基礎から取り掛かる事になるので、机や棚などのDIY工作からのステップアップだとかなりハードルは高めなんです。ウッドデッキの自作はある程度の覚悟が必要になります。
ママはウッドデッキにお花の鉢を並べたい。
子供はお友達とバーベキューをしたい。
そんな夢が膨らむウッドデッキをお父さんが作ってくれる!
となると、最高ですが・・・。実はそうではない部分も。自作のウッドデッキを作る際のメリット・デメリットを見てみましょう。
簡単リフォーム ウッドデッキを自作するメリット
ウッドデッキを自作するメリット 作る過程を楽しめる
お父さん1人でウッドデッキを作るのも楽しいですが、お父さんを手伝って家族みんなでワイワイしながらウッドデッキ作りを楽しむともっといいですよね。家族みんなで共同作業することは新鮮で、楽しく、良い思い出づくりになりますし、完成したときの達成感と感動を共有できるのは家族のビッグイベントになります。
ウッドデッキを自作するメリット 抵コストで抑えることが出来る
「手すりの柱は丸みを帯びていて、ウッドデッキは長方形で奥の方に曲がって伸びて」なんて贅沢なことを言わなければ、施工費はお父さんが頑張ればコストを格段に抑えることが可能です。ただし、コストを抑えるには実はそれなりの技術と専門知識が必要。掘っ立て小屋ならぬ、掘っ立てウッドデッキでは風が吹いてもグラつくことになるので、材料費の切り詰め過ぎには注意が必要です。
簡単リフォーム ウッドデッキを自作するデメリット
ウッドデッキを自作するデメリット コストは施工業者依頼と余りかわらない
ものによっては自作で作成する場合と、施工業者さんに材料費を含めた施工費合計額とさほど大差がない場合があります。これはウッドデッキの木材をどの素材にするかによって大きく変わってくるのですが、同じ木材でウッドデッキを作成する場合でも、施工業者さんが材料費を抑えてくれて安くすんでしまうこともあるのです。コスト面を心配している場合は、自作した場合と施工業者に依頼する場合で必ず事前に見積もりを取り、比較してみましょう。
ウッドデッキを自作するデメリット 施工に時間がかかる
自作なので当然時間がかかります。組み立てるだけの簡単キットを購入すればある程度の時間短縮は可能ですが、しっかり自作するとなると、ある程度の施工時間は覚悟して臨まなければなりません。でも、ものは考えよう。作る楽しみが長くなると捉えれば、苦ではないのかもしれません。
簡単リフォーム ウッドデッキを施工業者に依頼する場合
ウッドデッキを自作するには時間がかかるし、プロが作るしっかりしたモノにしたい。そんな場合は施工業者さんに依頼する形になります。時折、家のポストに投函されているウッドデッキのチラシを眺めて、どの業者さんに依頼するか、悩みますよね。そんなときは、お家を建ててくれた施工業者さんに相談、依頼すると話しが早く進みます。推奨するわけではありませんが、お家に起きた不具合の直しなどでお家の業者さんとは長い付き合いになるので、こうしたリフォームの相談も気軽に乗ってくれます。
簡単リフォーム 施工業者さんに依頼する場合のメリット・デメリット
施工業者さんに依頼するうえでのメリットとデメリットは、ウッドデッキを自作する場合のメリット・デメリットとちょうど正反対のものになります。施工業者さんに依頼するうえでのメリットはプロのクオリティのウッドデッキが完成すること、また、プロなので施工時間が早いこと。デメリットはプロにお願いするのである程度のコストが必要になることがあげられます。
ここで注目すべき点が1点あります。それはウッドデッキの素材を何にするか。素材次第でコストが大幅に違いますし、自作がいいのか、業者依頼にするべきかの判断も変わってきます。
ウッドデッキを天然木、人工木のどちらにするのか?
イメージするウッドデッキの材質はなんでしょうか?
公共の公園にあるウッドデッキは天然木であることが多いです。街で見かける戸建てのウッドデッキは天然木より人口木の方が多いのが現状です。
天然木
その名の通り、天然の木材です。天然木は触れたときの温かみがあります。本来の木のぬくもりって良いですよね。天然木は大きくハードウッドとソフトウッドに別れます。ハードウッドならば密度が高く、耐久性があります。硬く、重いのが特徴で、高価です。ソフトウッドはハードウッドよりも手頃な価格となり、素材自体やわらかくとても加工しやすいのが特徴ですが、防腐塗装が必要になります。
また、ソフトウッドはハードウッドより耐久性に若干劣ります。そして両者に共通しているのが、天然木材だけにメンテナンスが必要になる点です。日に当たることによっての色褪せ、シロアリ対策、雨を吸い込むので湿気から腐らせない為の対策などが定期的に必要になります。
天然木それぞれの特徴
・ハードウッド:密度が高く、耐久性に優れている。硬く、重い。高価。
・ソフトウッド:やわらかく加工しやすい、耐久性にやや劣る。安価。
共通するメリット :天然の木のぬくもり、あたたかみがある。
共通するデメリット:色褪せしやすい、シロアリ対策、防腐対策などメンテナンスが必要
人工木(樹脂木)
人工木は樹脂木(じゅしもく)といってメーカーによって変わりますが、樹脂に木粉やプラスチックを混ぜて作った人工素材です。量産するので、比較的低価格で手に入れることが出来ます。
また、人工木は樹脂性なので天然木のデメリットをカバーしています。色褪せしづらく、シロアリが入ることもありませんし腐ることもありません。また、材質は軽く、柔らかいのが特徴です。
なんだかホームセンターのまわしものみたいなタイトルですが、別にそういうわけではありません。ウッドデッキをどこかの業者さんにお願いする場合、付き合いが長くなるお家の施工業者さんにお願いするメリットをあげました。では、コスト面を踏まえてもっと他に良いところはないのか?
ウッドデッキの施工業者さんはたくさんいますが、そんな業者さんのチラシをまず並べて見てみましょう。
するとお気づきになると思いますが、同じ名前の製品がたくさん並んでいませんか?
ウッドデッキは最近、樹脂木製でキットタイプのものが多く販売されており、施工業者さんのオリジナル商品もありますが、大方の違いは施工費と補償だけというのが現状です。
ウッドデッキを天然木にこだわらず、樹脂木製のキットで良いならば、あとは施工費と補償価格で比較することが出来るわけです。さらに、ホームセンターで同じものを販売しているケースが多く、施工費がより安価に抑えられます。ウッドデッキのチラシを手にして、何かの買い物のおりにホームセンターのウッドデッキ売り場を覗いてみましょう。実際に手に触れることが出来ますし、値段の比較も簡単に出来ます。
それぞれの家庭にあった理想のウッドデッキを手に入れよう
手間とコストを天秤にかけたらホームセンターに依頼するのがベストですが、DIYでコツコツ作るのもよし、お金を払ってしっかり良いものを作ってもらうのもよし、1番大切なのは楽しいウッドデッキライフを送れるかどうかです。自分たち家族に1番合ったウッドデッキで、楽しいアウトドアライフを送りましょう。