100均で買うべき掃除道具とは?おすすめの厳選アイテム5選
- 2020/3/10
- ライフスタイル
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掃除道具はたくさんの種類があり、場所に合わせて買いそろえていてはお金がいくらあっても足りません。日常使いする掃除道具はできるだけ安く済ませたいもの。あまりお金をかけなくても、100均で十分な掃除道具がそろいます。
今回は、100均でおすすめの掃除道具を紹介します。500円プラス消費税で買える5品を厳選しました。あわせて、その5品を使った掃除方法もお伝えするので参考にしてみてください。
100均で買うべき掃除道具5選
それでは、100均で購入するのがおすすめの掃除道具を見ていきましょう。ポイントは、どの掃除道具も汎用性が高いということです。
メラミンスポンジ
最初におすすめするのは、水だけで汚れを落とせるメラミンスポンジです。
メラミンスポンジは消しゴムのように汚れを削り取るため、使うほどに小さくなっていきます。100均のウレタンスポンジだと耐久性が気になりますが、メラミンスポンジのような消耗品なら100均で十分です。
重曹・セスキ炭酸ソーダ
続いて紹介するのは、アルカリ性のクリーナーとして使える重曹とセスキ炭酸ソーダ。
セスキ炭酸ソーダは重曹よりも強いアルカリ性のため、油汚れや皮脂汚れといった酸性の汚れをしっかり落とせます。対して重曹は研磨する力が強いため、頑固な焦げや茶渋を落とすのが得意です。
後ほど紹介する掃除方法を参考に、どちらを購入するか決めましょう。どちらかがあれば十分に掃除できますが、両方あると汚れに合わせて使い分けできます。
クエン酸
アルカリ性のセスキ炭酸ソーダ・重曹に対して、クエン酸は酸性のクリーナーです。
水あかやトイレの黄ばみなどのアルカリ性の汚れに対して効果を発揮します。お風呂やトイレ、キッチンといった水回りで活躍してくれるでしょう。
クエン酸を掃除に使うときは、有毒ガスが発生するため塩素系の洗剤と混ぜないでください。
ビニール手袋
掃除のときには、手を守るためのビニール手袋があると便利です。
100均のビニール手袋には、さまざまな種類があります。掃除だけでなく料理中にも使うなら、薄手で枚数が多いものがおすすめ。そのほか、肘上まで覆うタイプや厚手などもあるので、用途に合わせて使い分けましょう。
使い捨てにするビニール手袋は、100均で価格を重視して選ぶのがよいですね。
ほうき・ちり取りセット
収納スペースを取らないミニサイズのほうき・ちり取りセットも、100均で買えるおすすめの掃除道具。
ほうきとちり取りのセットは、
- 玄関
- ベランダ
- トイレ
など、居室と同じ掃除道具を使えない場所にとても便利です。
土ぼこりなどで汚れる場所の掃除道具は、汚れがひどくなったらすぐに買い替えられるものがよいでしょう。
専用の掃除道具があると汚れたときにさっと掃除できるので、いつもきれいな状態をキープできます。
番外編:あったらもっと便利な掃除道具
100均で購入できるセスキ炭酸ソーダ、重曹、クエン酸には、粉末タイプとスプレータイプがあります。
購入してすぐに使うならスプレータイプが便利です。粉末タイプなら、頑固な汚れにそのまま振りかけたりほかのクリーナーと混ぜたりして使えます。
粉末タイプを水に溶かして使う場合は、100均でスプレーボトルも一緒に購入しましょう。
100均アイテムを使う場合の掃除方法
続いて、100均でおすすめの5品を使った掃除方法を紹介します。
粉末タイプを水に溶かす場合は、
- 重曹:水500mlに大さじ1杯
- セスキ炭酸ソーダ:水500mlに小さじ1杯
- クエン酸:水500mlに小さじ2杯
を目安にしてください。
キッチン
キッチンの軽い汚れは、メラミンスポンジでこするだけで落とせます。ただし、ステンレス製のシンクは傷が付くかもしれないため注意しましょう。
コンロ周りの油汚れは、セスキ炭酸ソーダ水をスプレーして拭き取ればOKです。換気扇の頑固な油汚れには、セスキ炭酸ソーダ水をキッチンペーパーに染み込ませて貼り、しばらくパックしましょう。
先に紹介したとおり、重曹は焦げや茶渋を落とすのに最適です。鍋に焦げた五徳(コンロの鍋をのせる部分)と重曹を入れて沸騰させると、炭酸ガスが発生します。その発砲効果が焦げや汚れを浮かせるので、さっとこすれば落ちるようになります。
シンク内の白っぽい汚れは、水あかや洗剤の残りカスです。水あかはアルカリ性、洗剤カスは酸性のため、クエン酸水スプレーで落ちなければ、セスキ炭酸ソーダ水をスプレーしてみましょう。
ぬめりや詰まりが気になる排水口には、粉末の重曹とクエン酸をダブルで使うのがおすすめです。
まず、重曹2分1カップ、クエン酸小さじ2を排水口に入れます。続いて熱湯を2分の1カップ注ぐと、化学反応が起き重曹とクエン酸がぶくぶくと泡立ちます。30分ほど放置してお湯を流すと、汚れが落ちてきれいな排水口に。汚れが残っている場合は、こするか拭くかして落としましょう。
お風呂
お風呂の掃除もキッチンと同様に、水あかや石けんカスといったアルカリ性と酸性の汚れが混ざっています。
床の掃除は、キッチンの排水口と同じように、クエン酸水をスプレーした上に粉末の重曹をまくのがおすすめ。ぶくぶく発砲するのを放置しておく間に、壁や浴槽をクエン酸水で掃除しましょう。
クエン酸で落ちない汚れはセスキ炭酸ソーダ水で拭き取ります。
トイレ
トイレの黒ずみが気になる場合は、セスキ炭酸ソーダ水をスプレーしてトイレブラシで磨きましょう。
また、トイレの便座の裏や便器は、飛び散った尿が石化して黄ばみの原因となることも。ガチガチに硬まった黄ばみは、アルカリ性の尿石を中和するクエン酸と研磨効果が強い重曹を使ってしっかり落としていきましょう。
まずは、黄ばみが気になるところにクエン酸スプレーを吹き付けます。続いて、クエン酸スプレーの上から粉末の重曹を振りかけましょう。そのまま30~40分ほど放置したら、浮き上がった黄ばみをトイレブラシでこすり落とします。
壁・床の掃除には、セスキ炭酸ソーダ水とクエン酸水を使います。スプレーして拭き取れば、セスキ炭酸ソーダが手あかや皮脂汚れを落とし、クエン酸でトイレのにおい対策ができます。
床を拭き掃除する前に、ほうきとちり取りセットで細かなトイレットペーパーや髪の毛、ほこりを集めておきましょう。
玄関
靴から落ちたり外から入ってきたり、玄関先には細かな砂や土、ほこりがたくさん落ちています。
気になったらすぐに、100均で買ったほうきとちり取りセットでさっとひと掃き。そのときに、ぬらして絞った新聞紙をちぎって玄関にまいておきましょう。新聞紙が砂やほこりを絡めとり、砂ぼこりの舞い上がりも防いでくれます。
玄関タイルの掃除には、セスキ炭酸ソーダ水が向いています。手あかが付きがちな玄関ドアやシューズボックスも、一緒にセスキ炭酸ソーダ水をスプレーして拭き取りましょう。
100均アイテムだとちょっと心配な掃除道具
最後に、100均での購入があまりおすすめできない掃除道具を紹介します。
トイレ用洗剤やお風呂用洗剤
100均の洗剤やクリーナーにはさまざまな種類があります。
例えば、トイレ用とお風呂用の洗剤もそれぞれあるでしょう。しかし、「あまり汚れが落ちない」「泡の切れが悪い」など、品質に満足できないことも。
また、100均の商品は基本的に少量の使い切りです。質の低さから大量に使ってしまうと、結果的にはホームセンターやドラッグストアのコストパフォーマンスの方が高くなるかもしれません。
カビ取り漂白剤など、しっかりした効果を求めるものは100均での購入はやめておきましょう。
長く使うもの
100均で買うのは、基本的には消耗品にしましょう。
例えば、ほうき・ちり取りセットは汚れたら買い替えることを前提におすすめしています。汚れやすい場所の掃除に使うので、100円という低価格で買えることが重要です。
トイレブラシなども100均で売っていますが、気に入ったものを長く使いたいなら100均はおすすめできません。
しかし、衛生面を考えて定期的に買い替えるなら、100均でも十分ですね。
まとめ
100均の掃除道具には便利なものもたくさんあります。だからといって、何でも100均で買えばいいというわけではありません。100均で十分なのか、100均だと少し不安が残るのか、しっかり見極めることが大切です。
今回ご紹介した5つの商品は、商品名こそ違うかもしれませんが、ダイソーやセリア、キャンドゥなど、どの100均でも置いてあります。まずは500円(100円×5つ)プラス消費税で、家の中をきれいにしましょう。