リフォームでも間取り変更できる!世帯別のオススメ間取りと費用相場

中古物件を購入する際に、間取りを変更したいと考える人もいますよね。また、両親や親戚から一戸建て住宅を譲り受ける際にも、間取りの変更を考えることがあります。せっかくお金をかけてリフォームするなら、生活スタイルに合わせた間取り変更がオススメです。
そこで、今日は3つの世帯をピックアップして、オススメの間取りとリフォーム費用相場を紹介すます。間取り変更を考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
1.子育て世帯にオススメ「オープンキッチン」
子育て世帯にオススメの間取りは、オープンキッチンです。
オープンキッチンとは、対面式のキッチンのこと。反対に、壁に向かって料理をする壁付けのタイプをクローズキッチンと呼びます。
もちろん壁付けのキッチンにもメリットはありますが、子育て世帯にオススメなのは対面式のキッチンです。
オープンキッチンとリビングを同じ空間に作れば、リビングで遊んだり宿題をしたりする子どもの様子を見られますし、食器洗いをしながらテレビも見られます。また、友人や知人が遊びに来たときに会話をしながらお茶の準備や片付けができるのも、うれしいメリットですね。
昭和までに建てられた住宅の多くは、リビングとダイニングを分けた間取りでした。それに対して、最近はリビングとダイニングをひとつなぎにした間取りが人気です。そのため、中古物件を購入してリフォームする人も少なくありません。
ただし、対面キッチンも種類によってはデメリットがあります。リフォームしてから後悔しても簡単には変えられませんので、どのキッチンにはどんなデメリットがあるのかを調べてからキッチンの形を決めてくださいね。
オープンキッチンに変更するリフォームの費用相場
壁付けキッチンを対面キッチンに変更するリフォームの費用相場は、およそ100万円~150万円です。
キッチンの場所を移動して、さらにダイニングキッチンとリビングを一体化した場合、リフォーム費用は100万円~300万円ほどかかります。
また、間仕切り壁を撤去して2つの部屋を1つにするリフォームの費用相場は、壁1枚につき25万円前後です。ただし、和室(畳)を洋室(フローリング)に変更する場合は50万円~60万円ほどかかります。
その他、関連するリフォーム費用相場は以下の通りです。
- 間仕切り壁を撤去して、壁の代わりに引き戸を新設した場合:15万円ほど
- ちょっとした目隠しにロールスクリーンを使用する場合:5万円前後
2.大人数の世帯には大きな収納スペースが◎
続いて紹介するのは、大所帯向けの間取りです。大人数で暮らす住宅の場合、大きな収納スペースを作ることで室内の空間を広く使えます。
昭和に建てられた住宅の収納スペースといえば、押し入れが代表的ですね。また、押し入れのほかに物置のある住宅もあります。しかし、この場合は1つの住宅に対して物置が1つだけというケースが多いのではないでしょうか。押し入れや物置だけでは収納スペースが足りず、部屋の中に家具を置いたり、庭に倉庫を置いたりする人もいるのでは?
収納スペースを増やすために家具を増やせば、今度は部屋が狭くなります。ましてや大所帯の家庭ともなれば、室内の空間が狭くなると思っている以上にストレスを感じます。
そこでオススメなのが、
- ウォークインクローゼット
- ウォークインシューズクローク(玄関収納)
- パントリー
といった、大型の収納スペースを増やす間取りです。
ウォークインとは「奥まで歩いて入れる」という意味の言葉で、ウォークインタイプの収納庫は一般的な収納庫よりも奥行きがあり、たくさん収納できます。
シューズクロークとは、玄関にある収納庫のこと。靴のほかにも、ベビーカーや三輪車、アウトドア用品やガーデニング用品などを収納できます。外に出しっぱなしにしないため、雨で汚れたり台風で飛ばされたりする心配がありません。
パントリーとは、主に食品を保存しておく収納庫のことです。最近は、キッチンの周辺や奥にウォークインまたはウォークスルータイプのパントリーを作ったり、扉付きの壁面収納タイプのパントリーを作ったりする人が増えています。
ウォークスルーとは、その名の通り、通り抜けられるという意味です。玄関からもキッチンからも入れる場所にウォークスルーパントリーを作ると、買い物の後にキッチンを経由しなくても食料品を収納できます。
では、こういった大型の収納スペースを作るためには、どれくらいの費用が必要なのでしょうか。
収納スペースを作るリフォームの費用相場
ウォークインクローゼットを新設する場合は、もともとあった収納スペースを活用するのか、それとも部屋の一部に新しく作るのかによって費用が変わります。とはいえ、いずれにしても10万円~50万円ほどあれば設置できるでしょう。
一方、ウォークインシューズクロークを作る費用の相場は30万円~100万円ほどです。クロークの広さや、クロークを作るために壁の撤去や新設が必要かどうかなどによって、工事費は大きく異なります。
パントリーを新設する場合、費用相場は5万円~50万円ほどです。パントリーのタイプや棚の数などによって、リフォーム費用は上下します。
3.来客の多い家庭には独立洗面所がオススメ
最後に紹介するのは、独立した洗面所のある間取りです。
独立洗面所とは、その名の通り、浴室やトイレとは別に作った洗面所を指します。
一般的に、洗面所には洗濯機が置いてあり、脱衣所と兼ねているケースがほとんどではないでしょうか。洗濯機や浴室と一緒になっていることから、洗面所は生活感のあるスペースになりがちです。そのため、来客時は「洗面所を貸すのがちょっと恥ずかしい」と思う人もいるのでは?
そこでオススメなのが、独立洗面所です。洗面所を独立させれば、来客時に生活感のあるスペースを見られずに済みます。
さらに、だれかが脱衣所を使っている間も洗面所を使えるため、独立洗面所は人数の多い家庭にもオススメです。
独立洗面所を増設するなら、玄関の近くやダイニングに設置すると生活動線に沿った間取りを実現できます。小さな子どもがいる家庭やペットを飼っている家庭の場合、玄関先にちょっとした洗面台や洗い場を設置すると、外遊びやお散歩の後にオモチャや汚れた足をサッと洗えて便利ですね。
また、洗面ボウルを2つ作ったり、鏡や洗面ボウルを横長にして同時に2人以上が使えるようにしたりするのもオススメです。これなら、朝の忙しい時間帯に待ち時間が発生することもありません。
洗面所リフォームの費用相場
既存の洗面所をリフォームする場合の費用相場は、10万円~30万円ほどです。洗面台の材質やグレード、オプションなどによって費用は上下します。
また、洗面ボウルを2つに増やしたり、大きな鏡に変えたりする場合の費用相場は20万円~50万円ほどです。洗面所を増設する場合は水道の配管工事も伴うため、50万円~60万円ほどを目安にすると良いでしょう。
まとめ
ワーキングマザーが増えたこともあり、家事動線を意識した間取りを取り入れる家庭が増えています。家事の時短を望む共働き家庭には、住宅の中心にキッチンを設置する間取りが人気です。子どもの年齢や人数、家族の年齢や生活リズムなどに合わせて、ぜひ快適に暮らせる間取りを考えてみてくださいね。