妥協しない賃貸住宅の床リフォーム。フローリングも畳もイメージ通りに作れちゃう!

賃貸住宅を借りたとき、床のイメージが違うな・・・と感じることがありませんか?
とはいえ、「イメージが違うので変えてください」と言えないのが賃貸のつらいところ。でも、自分でDIYをして、出て行くときにトラブルになるのも避けたいですよね。

でも、安心してください!
今は、賃貸だからって妥協する必要はありません。ここでは、賃貸でもできる床のリフォーム情報をお伝えします。

 

今は、賃貸での床リフォームに対応した商品がさまざまあります!

賃貸住宅を借りるとき、床のイメージが違うことはよくあります。やけに古臭いということもあれば、クッションフロアがダサい、畳の部屋はいらないということもあれば、「もっとオシャレな空間にしたい!」と言うこともあるでしょう。

以前であれば、賃貸でできる選択肢は、「カーペットを敷く」くらいのものでした。中には、大掛かりなロールタイプのフローリングを購入した人もいるかもしれません。どちらにしても、再び引っ越す時に重量があったり、次の家にはそもそもサイズが合わなかったりします。そうなると、廃棄するのにも費用がかかることを考えると「妥協するしかないか・・・」となりがちでした。

でも、今は非常に便利なリフォームグッズがたくさん出ています。多くの人が賃貸に住んでいるからこそ、賃貸でも使えるものもたくさんあるんですよ。

とうことで、どういった床を目指すのか別に紹介していきたいと思います。

 

とても簡単にできるようになったカーペットの張り替え

まず、一番簡単なのは、カーペットいやラグを敷くという選択肢ですね。お部屋全体を変えなくても、一部にラグを敷くだけでも、印象は大きく違ってきます。これはリフォームとは言えませんが、一番オーソドックスな方法。しかも、ラグはデザイン性が高いため、個性を出したいという意味ではもっともあっているかもしれません。

いやいや、それじゃ物足りない・・・という人がする次の選択肢のひとつが「カーペット」。実はこのカーペット事情が大きく変化を遂げています。

一昔前、お部屋全体にカーペットを敷こうと思ったら、ホームセンターの壁にズラリと立てかけてあるロールタイプのカーペットを購入するのが王道でした。これは、運ぶのも大変なら、敷くのも大変!
部屋中の家具を一気に移動させて敷かないと、ズレたり歪んだりが調整できず、「そもそもワンルームなのにどうすればいいの?」と思った人も多かったことでしょう。また、部屋中にピッタリと敷き詰めたい場合、測ってオーダーして・・・とやるしかなく、費用もかかりました。それを避けるために、少し小さめを買って、家具で隠したりした人も多かったのでは?

でも、今は、そういった思いをしなくてもカーペットを敷けるものがあります。

それが、「タイルカーペット」です。

タイルカーペットは、 40センチ四方くらいの小さいカーペットで、タイルのように組み合わせて使います。置くだけで床面に吸着するタイプのものや、継ぎ目が簡単にめくれないように加工されているものもあり、1枚物のカーペットと使い勝手は変わりません。フローリングの上でもずれにくいように接着面に樹脂をコーティングしたものや、フローリングを傷めないように程よい通気性を持たせたものもあります。色もさまざまなものがあり、それらを組み合わせることで個性も発揮できそうですね。

タイルカーペットのメリットは、敷くのが楽なこと。少しずつ貼っていけるので、家具を一気にずらす必要はなく部分的に貼り進められるのでかなり楽です。

引っ越し時にも、滑り止めテープなどを使っていないため、はがせばそれでOK!
運ぶのも楽ですし、引っ越し先の部屋の形に合わせて、また使えるのもうれしいポイント。部屋が大きくなるのであれば、買い足せばOKなので、ムダな出費もはありません。

 

小さなお子さんのいる家におすすめ。ジョイントカーペット

タイルカーペットに似たものに、「ジョイントカーペット」というものもあります。
タイルカーペットとの違いは、正方形の4辺がでこぼこに加工されていること。これにより、簡単には外せなくなっています。これであれば、お子さんが無理に剥がしてしまうこともいので安心ですね。

子育てという面では、汚れた部分だけを外して洗ったり、場合によっては張り替えたりできるのも大きなメリットと言えるでしょう。マジックで落書きをしたり、食事を盛大にこぼしたりと子育てをしていると部屋は汚れてしまうもの。これまでであれば、固く絞ったタオルでたたいたりしなければなりませんでしたが、それから解放されれば、ストレスも解消するかもしれません。

 

コルクタイプのジョイントカーペットで暖かな家を

ジョイントカーペットには、コルクタイプがあるのも特徴のひとつです。コルクマットなどとも呼ばれていますが、これであればカーペットやフローリングのお部屋だけでなく、畳のお部屋でも洋風にすることができます。

また、防音効果に優れている点もよく、こちらもお子さんのいる家庭で使っている人も多くなっています。

気になるのは、「コルクだと汚れるのでは?」という点かもしれません。
メーカーものなどは、表面に防水加工が施されているため、水やジュースがこぼれてもしみこむ心配はありません。また、食べ物などをこぼした場合でも、その部分のコルクマットだけはがして洗うことができるので、衛生面の問題もクリア。

また、落書きをされた・・・などという場合でも、その部分だけ新調することができるので、とっても便利です。

 

お部屋の一部を畳にできる「おき畳」

フローリングのお部屋の一部に畳を置きたいという場合には、「おき畳」という選択肢があります。フロア畳とも呼ばれていますね。

例えば、フローリングのお部屋で、一部だけ畳にしたいという要望は意外にたくさんあります。日本人だけでなく、外国人の人でも増えているようです。寝る場所だけ、または、こたつのある部分だけ・・・というイメージでしょうか。

おき畳のよいところは、非常に気軽に畳を敷けること。また、カラーがいろいろあることもあります。

形状は、正方形のものもあれば、長方形のものもありますが、一畳などという大きなサイズではありません。比較的小さめで、それゆえに、置く枚数によってサイズを調整できるようになっています。カラーバリエーションを上手に使って、自分好みの雰囲気にできるのもメリットのひとつです。

 

板を1枚ずつチョイスして、個性的なフローリングをつくる

では、お部屋全体をフローリングにしたい場合はどうすればいいでしょうか?

これも、今は非常に便利なものが出ています。その代表が、フローリングの板1枚ずつで購入できるもの。軽いため作業性が高いだけでなく、いろいろなカラーを組み合わせることで、オリジナリティのある床を作ることができます。

メーカーのよっていくつかの種類がありますが、例えば「デコリカクリック」の場合、板と板が接続しやすいように加工されているので、衝撃を加えてもずれることはありません。また、カッターが1本あれば板を裁断することができ、お部屋のサイズに合わせて調整ができるので、加工賃などもかかりません。

フローリングですから水に強いというのもありますし、ものによっては土足対応しているものもありますので、玄関に貼って個性を発揮するのもありかもしれませんね。

ちなみに、コンクリートの上にクッションフロアが載っている場合など、床がでこぼこしていると感じる場合、そのままフローリングを敷くと場所によってちょっと浮いたような感じになることがあります。安定感が悪く、なんとも言えない違和感があるものです。そうゆう時には、専用のクッションシートを敷くことで問題はなくなります。

 

メンテナンス性を重視した、なんちゃってフローリング

フローリングの床は欲しいけれど、ワックスがけなどメンテナンスは面倒・・・という人には、塩ビなどを使ったなんちゃってフローリングというのは選択肢もあります。

これは見た目はまるっきりフローリングなのですが、よく見ると木製ではなくポリウレタンや塩ビでできており、非常にメンテナンスがやりやすいというメリットがあります。マンションにフローリングを敷くと、物を落としたときの衝撃音が気になりますが、なんちゃってフローリングなら気になりません。

また、犬などのペットがいる家庭では、フローリングはすべってしまうことも多くありますが、クッションフロアであれば大丈夫。メーカーによっては、ペットによる爪の引っかき傷などにも対応しているので、そういった物を選ぶとよいですね。

例えば「デコセルフ」という商品などでは、接着剤を使わずに置くだけで吸着するようになっています。カラーバリエーションも色々あるので、自分の思い通りに合わせての1枚ずつチョイスするのも楽しいですね。もちろん、カッターナイフで加工できますので、部屋の端っこまできっちりと張り詰めることができます。

 

まとめ

いかがでしたか?
賃貸でもできる活用できるリフォームは、実にさまざまなものがあります。ちょっとしたアイデア次第で、自分の思い通りの家を作ることも可能なことがおわかりいただけたのではないでしょうか?
また、張り替えがしやすいのも、今時リフォームの特徴かもしれませんね。

また、単に便利というだけでなく、床を傷めず保護するようになっているものもあるので、引っ越しの時にも良さそうですよね。この機会に、自分の思い通りのお部屋作りをしてみてはいかがでしょうか?

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