すぐ始められる!マイホームガーデニングの3ステップと成功させるコツ
- 2018/12/2
- マイホーム
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「憧れのマイホームガーデニングを始めたいけれど、何から手を付けたら良いかわからない…」
「ガーデニングの完成図がまったく思い描けない…」
あなたはこんな悩み抱えていませんか?
マイホームを建てたら自分の好きなお庭を作るぞ!と意気込む人は多いですが、実際にガーデニングを始めようとすると、何から手を付けて良いのかわからないものです。植えたい樹木や花のイメージはあっても、お庭の完成図がイメージできないのですね。
そこで、今回の記事では…
- ガーデニングの完成図をイメージするお庭のデザインの方法
- ガーデニングを成功させるコツ
- ガーデニングに臨む心得
を紹介します。この記事を読むことで、すぐにでもマイホームガーデニングに着手できるようになります。
お庭のデザインを決める方法
マイホームのガーデニングに着手する場合、はじめに全体のデザインを決めましょう。そうすることで、ガーデニングを計画的に進めることができるためです。
デザインの工程は以下の3ステップから成り立っています。
- マイホーム環境の把握
- ゾーニング
- 具体的なプランニング
以下、それぞれのステップについてみていきましょう。
マイホーム環境の把握
まずは下の画像のとおり、マイホームを間取り図のように上から見下ろし、「ガーデニング候補地」を認識します。
ガーデニング候補地は全体として一つと捉えるのではなく、大まかな区画ごとに認識するとよいです。上の画像では
- 和室南側の正方形に近い区画
- リビングダイニング南側の横長の長方形の区画
という2つの「ガーデニング候補地」が見つかりました。上の図におけるガーデニングでは、この2つの区画をどのような雰囲気に作るかを検討することになります。
両方の区画を共通する雰囲気で統一してもよいですし、和室の窓から目に入る区画と洋室の窓から目に入る区画で雰囲気をがらりと変えても面白いでしょう。
ゾーニング
次に、先ほど把握した区画を、どのようなスペースにするかを検討します。
今回は以下の図のように…
- 家庭菜園
- ウッドデッキ
を作ります。
用途を決める際は、動線についても意識しましょう。動きやすければ動きやすいほど、作業のストレスが軽減されます。
ゾーニングの際は実際にガーデニング候補地を歩きながら検討を進めるとよいです。自分だけではなく、家族も楽しめるお庭をこの時点で考えます。
具体的なプランニング
ゾーニングが済んだら、隣家の窓などの周囲の環境をふまえて、お庭をより快適にする対策を講じていきます。以下の図を見てください。
プランニングの段階では、ゾーニングで検討したお庭の大まかな設備をより快適にする工夫を凝らします。隣家の窓からの視線が気になる場合は、樹木や木製のフェンスで目隠しを設置します。
また動線を確保しつつ、空いたスペースには細かいものを設置していきましょう。テーブルセットや花壇はそれほど大きなスペースを必要としないため設置しやすいものです。
さらに動線に沿う形で石畳や枕木を敷いたり、景観石を設置したりするとお庭の雰囲気をぐっと良くすることができます。ゾーニングはお庭の大まかな用途を決めるものですが、プランニングはお庭の細かな雰囲気を決めることに繋がります。和風お庭園、ブリティッシュガーデン、北欧風、南国風など、あなたの好みのお庭につながるものを計画しましょう。
ガーデニングを成功させる3つのコツ
ここまで、お庭の完成図を描く工程についてイメージを持つことができたでしょうか。ここからはガーデニングを成功させる具体的なコツについてみていきましょう。
初心者は特に以下の3つの点に気を付けるとよいです。
- 育てやすい植物を選ぶ
- 色合いを統一する
- プランターは様子を見やすい位置に置く
それぞれについて説明していきます。
育てやすい植物を選ぶ
植物はガーデニングの主役といって過言ではありません。あなたもすでにお庭に置きたいお気に入りの花や樹木があるのではないでしょうか。
しかし、初心者がガーデニングにつまずきやすいのは植物に対する病気と害虫です。そのため、はじめのうちはなるべく無視や病気に強く、育てやすい植物を選ぶことをおすすめします。
また住んでいる地域によっては、耐寒性も考える必要があります。いざガーデニングを始めようとして意気込んで揃えた植物の大半が害虫にやられて枯れてしまったのでは、気持ちが折れてしまいます。
まずは育てやすい植物でガーデニングに慣れていきましょう。
色合いを統一する
お庭の雰囲気をお洒落に見せるためには、色合いを統一することが大切です。例えば、テーブルセットや木製フェンスはホワイトで統一し、枕木や菜園を囲むレンガは赤茶色で統一すると、全体的にまとまりのある雰囲気になります。
特に様々な種類の花を育てたいと考えている場合は、植物以外のものをカラフルにすると、それらの色彩のせいで花の淡い色合いが映えなくなってしまう恐れがあります。
あなたの理想とするお庭の画像などを検索し、カラーコーディネートについての意識を持っておくと、お洒落なお庭を作ることができます。
プランターは様子を見やすい位置に置く
ガーデニングにおいては、プランターで花やハーブを育てることも多いでしょう。花やハーブの中には気候や環境の変化に敏感なものも存在するため、それらを植えるプランターは毎日様子をチェックしやすい場所に置くと便利です。
例えば、玄関から見える位置や、ウッドデッキの端に置くのがおすすめです。外出やリビングで寛いでいる際にプランターの様子を簡単に確かめることができるためです。
またはじめのうちはプランターの数も控えた方が管理がしやすくなります。お庭一面にプランターを設置すると、見栄えも悪くなりがちなので、プランターは様子を見やすく、お庭の景観の邪魔にならない程度の数としましょう。
ガーデニングに臨む心得
さいごに、ガーデニングに臨む心得について紹介します。初心者のうちは植物の世話も失敗続きとなることが多いですが、それでいいのです。
自然のままに任せる気持ち
ガーデニングは人の手によってなされるものですが、お庭に設置される植物自体は人工物ではありません。花も樹木も原則として環境に合わせて成長していく強さをもっています。そのため、花や樹木の生育を無理にコントロールしようとしないことが大切です。
農薬や肥料の使用はひとまず最低限にとどめ、自然のままの環境で花や樹木がどのように成長していくのかをのんびりと見守りましょう。
植えて、枯らしての工程を楽しむ
初心者のうちは多くの植物を枯らしてしまうかもしれません。昨日までは美しく咲いていた花が、今日になって枯れてしまっている姿を見ると、つらいと感じる場合もあるでしょう。
しかし、そのことに大きな責任や罪悪感を覚える必要はありません。植えては枯れて、植えては枯れて…を繰り返す心の余裕が大切です。
本来であれば、庭いじりやガーデニングはあなたのストレスを解消してくれるものです。そのため上手くいかなかった結果も含めて、楽しむ気持ちが大切です。
まとめ
今回はマイホームのガーデニングについて説明しました。あなたのお庭のガーデニングプランが頭の中に浮かびましたか?
以下は今回のポイントのおさらいです。
- ガーデニング計画は「環境把握」「ゾーニング」「プランニング」の3ステップで行う
- はじめは育てやすい植物を選ぼう
- 色彩をおさえるとお庭に統一感が出ておしゃれ
- 枯れても気にせず、楽しむ気持ちが大切
土、花、樹木といった自然のものに触れる時間はきっとあなたの気持ちを癒してくれます。ガーデニングに失敗はつきものなので、いちいち落ち込まずにすべての工程を楽しみましょう。