カーペットの正しい掃除とシミ抜きの方法!掃除がラクなカーペットとは

とても身近な存在なだけに、カーペット(じゅうたん)の正しい掃除方法を知らないまま使っている方は少なくありません。しかしきちんと掃除をしていないカーペットは、汚れるだけでなく臭いやダニが発生したり、ほこりが毛足に絡まってごわごわとした肌触りになったりも……。

そこで今回は、カーペットの正しい掃除方法を解説。基本の掃除方法のほか、臭い、ダニ、シミといった特定の汚れに対する掃除方法も紹介します。家庭でカーペットをお使いの方は、ぜひ参考にしてみてください。

「カーペットの掃除方法」3つの基本

まずは、基本となるカーペットの掃除方法をチェックしていきましょう。

基本その1.掃除機+粘着クリーナーを週2回かけよう

カーペットの掃除は、掃除機をかけた後、仕上げとして粘着クリーナーをかけるのが基本です。

掃除機だけではカーペットに絡んだゴミを吸い取りきれず、粘着クリーナーだけではカーペットの奥に入り込んだゴミを取り切れません。掃除の頻度は、最低でも週2回を目安にするとよいでしょう。

基本その2.掃除機のかけ方に注意しよう

掃除機の吸引力を最大限に引き出したければ、カーペットに掃除機のヘッドを長く吸い付かせることが大切です。

掃除機のヘッドをそっとカーペットに当てると、吸引力によりカーペットが軽く吸い付きます。その吸い付く状態をキープするイメージで、掃除機をかけてみてください。すると、思っていた以上にゆっくりと掃除機をかけないと吸い付く状態をキープできないことに気付くはずです。

また、カーペットに掃除機のヘッドを押さえつけるようにすると空気の循環が悪くなり、吸い付く状態を長くキープできません。掃除機のヘッドに力をかけすぎるとカーペットの毛足が寝てしまい、ゴミを吸い取りにくくなるのです。

掃除機をかけるときは、

  1. ゆっくりと動かす
  2. 力をあまりかけない」

という2つのポイントを意識しましょう。

基本その3.粘着クリーナーのかけ方にも要注意

掃除機で取れないしつこいゴミを取るためにどうしてもしつこく使ってしまいがちなのが、粘着クリーナーです。

しかし、粘着クリーナーの使いすぎはカーペットの繊維を傷めます。

粘着クリーナーを使うときは、カーペット全体の表面をさっとなでるだけで終わらせるのがオススメ。何度も何度も粘着クリーナーを往復させるのは、NGです。

また、カーペットには粘着力があまり高くないクリーナーを使いましょう。

カーペットの臭い、ダニ、シミに特化した掃除方法

続いて紹介するのは、カーペットの臭いやダニ、シミなど、特定の悩みに合わせた掃除方法です。

臭いが気になるときは重曹を使って掃除

カーペットには、こぼしたものの臭いだけでなく、皮脂の臭いも染み付きます。

カーペットの臭いを取るには、重曹がオススメです。方法としては、水に重曹を溶かした「重曹水」を使うか、重曹の粉をそのままカーペットにまく方法があります。

重曹水を使った掃除方法は、次の通り。

  1. 250mlのぬるま湯に大さじ1杯の重曹を溶かし、重曹水を作ります
  2. 作った重曹水にタオルを浸して絞り、カーペットを拭きます
  3. 水道水を浸して絞ったタオルで拭き取ります

これでカーペットの臭い取りは完了です。

重曹はスーパーやドラッグストアのほか、100円ショップにも置いてあります。

ただ、付いてしまった皮脂の臭いをゼロにするのは難しいため、臭いを予防するためにも掃除は定期的におこないましょう。

ダニが気になるときはスチームクリーナーを使って掃除

カーペットには、人の食べカスや髪の毛、皮脂といったダニの好むゴミが豊富にあります。

しかも、これらをエサにするのはアレルゲンになりやすい種類のダニばかり……。小さな子どものいる家庭はもちろん、大人でも鼻炎や結膜炎、皮膚炎を引き起こす恐れがあります。

ダニは何としてもしっかりと退治したいところですが、生きたダニはカーペットの毛足にしがみついているため、掃除機や粘着クリーナーでは取り切れません

そこで使用したいのが、スチームクリーナー、もしくはスチームアイロンです。

ダニは60度以上の熱で死滅します。そのため、スチームクリーナーやスチームアイロンを使えば家庭でも簡単にダニを退治できるのです。

ただし、スチームの当て方によってはカーペットを傷めます。カーペットから数センチ浮かせるか、ぬらしたタオルの上からスチームを当てましょう。

スチームを当てるスピードは、一カ所につき約30秒が目安です。

※スチームアイロンの場合、製品によっては直接カーペットに当てられるものもあります。取扱説明書をご確認ください

シミが気になるときは油性か水性かを見極めて

カーペットについたシミの抜き方は、シミの原因となった液体が油性か水性かによって異なります。それぞれのシミ抜き方法を見てみましょう。

油性のシミ抜き方法

化粧品、油性の文房具などでできるのが、油性のシミです。

ベンジン、もしくはマニキュア除光液を使い、下記の手順でシミ抜きしましょう。

  1. シミのついた毛足を立たせる
  2. シミの周りに水をスプレーする(輪ジミを作らないため)
  3. 白地のタオルにベンジン、もしくはマニキュア除光液をつける
  4. タオルをシミに押し付け、シミの色をタオルに移させる(くり返す)
  5. 固く絞ったぞうきんで拭き取る

カーペットの種類によっては色落ちする恐れがあります。念のため、はじめにカーペットの目立たない部分で薬剤を試してからシミ抜きをおこなってください。

水性のシミ抜き方法

飲み物やしょうゆ、ソースなどの調味料、水性のインクなどによってできるのが、水性のシミです。

カーペット用の洗剤を使い、下記の手順でシミ抜きしましょう。

  1. シミのついた毛足を立たせる
  2. シミの周りに水をスプレーする(輪ジミを作らないため)
  3. シミにカーペット用洗剤をしっかりとスプレーする
  4. 白地のタオルをカーペットに当てながら、毛足から洗剤を絞り出すようにしてタオルに汚れを移す(くり返す)
  5. 固く絞ったぞうきんで拭き取る

こちらの方法も、カーペットの種類によっては色落ちの恐れがあります。事前にカーペットが色落ちしないかを確認してからおこないましょう。

なお、カーペットに何かこぼしてしまったときは、なるべくすぐに拭き取ることも大切です。時間を置くと汚れが繊維まで入り込んでしまい、上記の方法でも取り除けない恐れがありますのでご注意ください。

知っておきたい!掃除が簡単なオススメのカーペット2選

カーペットは性質上、どうしてもホコリを吸い込みやすい家具といえます。そのため、常に清潔に使用したいのであれば、あらかじめ掃除のしやすいカーペットを購入するのがオススメです。

最後に、掃除が簡単なカーペットを2つ紹介します。

オススメ1.自宅の洗濯機で洗えるカーペット

洗濯機でカーペットを洗えれば、カーペットの汚れや臭いも、ダニの死骸やフンも一度に掃除できます。

しかし、洗濯機で洗えるカーペットなら何でもいいかといえば、そうではありません。購入する前に、自宅の洗濯機で洗えるカーペットのサイズを必ず確認してください

自宅の洗濯が難しい場合は、コインランドリーを利用するほか、自宅の浴槽を使って洗う方法もあります。ただ、カーペットの洗濯は月に1回程度は必要ですので、手間を考えれば自宅の洗濯機で洗えるカーペットがベストでしょう。

オススメ2.毛足が短めのカーペット

ふわふわと毛足の長いカーペットは、とても気持ちが良く、憧れを持つ方は少なくありません。しかし、カーペットは毛足が長ければ長いほどホコリやゴミが絡まりやすく、こまめなブラシがけが必要になります。

掃除や手入れに時間をかけたくないのであれば、なるべく毛足の短いカーペットを選びましょう。

なお、中材のウレタンがしっかりしたカーペットを選ぶと毛足が短くても踏み心地が良く、温かさも感じられるためオススメです。

まとめ

カーペットの掃除は、さほど手間のかかるものではありません。しかし、正しい掃除機のかけ方や粘着クリーナーの使い方を知っている人は、そう多くないものです。せっかく高い頻度でカーペットを掃除しても、誤った方法ではホコリやゴミを取り切れません。長く清潔にカーペットを使えるよう、ぜひ正しい方法で掃除をしてくださいね。

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