自分でできる防犯対策!住居への侵入を防いで家と財産を守ろう

  • 2020/4/27
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大切な命と財産を守るためにも、家の防犯対策は万全にしておきたいですよね。今回の記事では、空き巣や住居侵入被害を防ぐために、自分でできる防犯対策をご紹介します。被害の多い侵入経路や侵入手口などに加え、今すぐに取り組める防犯対策や便利な防犯グッズなども解説しますので、ぜひ防犯対策に役立ててください。


空き巣や住居侵入の主な経路は窓と玄関。鍵のかけ忘れに注意

具体的な防犯対策をご紹介する前に、まずは空き巣や住宅侵入被害がどのくらいの件数、どんな状況で発生しているかをチェックしてみましょう。

警察庁の調査によると、2018年に発生した住宅への侵入窃盗被害は3万1,505件。侵入による窃盗被害は年々減少傾向ではあるものの、まだまだ多くの被害が発生しています(※)。

中でも注目すべきは、侵入経路と侵入手段です。

窓からの侵入が全体の約47.9%、表玄関からが約35.7%。そして、侵入手口では無施錠の窓や玄関からの侵入が全体の約46.4%と最多です。

空き巣といえば、ピッキングといった特殊な手口による侵入を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし実際には、うっかり鍵をかけ忘れた窓や玄関からの侵入被害が一番多いのです。

そのほかには、

  • 窓ガラスを破っての侵入
  • 合鍵を使った侵入
  • ピッキングやサムターン回しなどの手口による侵入

なども発生しています。

ピッキングとは、ピックと呼ばれる特殊な工具を鍵穴に差し込み、外から鍵を開ける手口のこと。サムターン回しとは、ドリルなどで玄関の外側から穴を開けて手や器具を差し込み、内側にあるドアロックのつまみを回して鍵を開ける手口を指します。

具体的には、下記のような状況で鍵のかけ忘れが発生しやすいので注意しましょう。

  • ゴミ出しや見送りなど短時間の外出で鍵をかけ忘れる
  • マンションのオートロックがあることに油断して玄関の鍵をかけ忘れる
  • マンションの高層階だからと窓の鍵をかけていない
  • トイレやお風呂にある窓の鍵をかけ忘れる

「ちょっとの時間だから大丈夫」や「まさかここからは侵入されないだろう」など、油断や気のゆるみから誰にでも起こり得ることばかり。実際に、4階建て以上の集合住宅でも窓からの侵入は32.9%もあるのです。

今日から実践!すぐにできる防犯対策をご紹介

ご紹介した通り、侵入手口で一番多いのは鍵をかけ忘れた窓や玄関からの侵入です。まずは鍵のかけ忘れに注意し、確実な施錠を心がけることが防犯対策の第一歩!

ゴミ出しや見送りなどの“ちょっとした時間”も、鍵をかけ忘れないよう注意しましょう。玄関の外に出る際には例外なく必ず鍵をかける! と統一してしまった方が、かけ忘れを防げますよ。

加えて、

  • トイレ
  • お風呂
  • 使っていない部屋

などの窓も、鍵が開いたままになっていないかを毎日、確認しましょう。

確認するだけなら特に準備も費用も必要ありませんので、今日からすぐに始められますね!

また、無施錠による侵入被害の次に多いのが、窓ガラスを割っての侵入被害です。

窓ガラスを割られると、窃盗被害だけでなく、ガラスの破片が室内に散乱して部屋がめちゃくちゃになり、被害が拡大します。こういった被害は、窓ガラスへ防犯フィルムを貼ることで対策が可能です。防犯フィルムは窓ガラスの強度を高め、ガラスを破っての侵入を防ぐだけでなく、窓ガラスの破片が散らばるのを防ぐ効果もあります。

そのほか、ドアスコープに内側から目隠しをしたり、家や玄関の周りに砂利を敷いたりすることも、すぐに取り入れられる対策です。ぜひ取り組んでみてください。

万全の防犯対策を行いたい方は、玄関や窓の側に防犯カメラやセンサーライトを設置するのもおすすめです。すぐに取り付けるのが難しい場合や、設置費用・管理費用の捻出が難しい場合は、ダミーのカメラを設置するだけでも一定の効果が期待できます。

侵入被害を未然に防ぐには、「防犯対策をしっかりしている=狙いにくい家」と犯人に思わせることが大切なのです。

防犯対策として効果的な生活習慣・環境を作ろう

毎日のちょっとした心がけや生活習慣の見直しで、泥棒に狙われにくい環境を作れます。

まず心がけたいのは、家族構成や生活パターンが外から見ても分からないようにしておくことです。

洗濯物を外に干していると家族構成が分かりますし、雨が降っても取り込まれていなければ「昼間は外出しているのか」と推測されるでしょう。郵便ポストにいつも郵便物がたまっていれば、「不在にしがちなのだな」と狙われる可能性が高まります。

そして、家の周りや共有部分をきれいに保つのも防犯対策のひとつ。身の回りに気を回していない、散らかっていても気にする人がいないといった家(エリア)は、泥棒から狙われる可能性が高いのです。

また、普段から近所の方とあいさつや会話をして顔見知りになっておくと、不審者がうろついているときに気が付きやすいでしょう。お互いに声をかけ合い、安全や防犯に関する情報を交換できる関係であればさらに心強いですね。

そのほかには、こんな対策も効果的です。

  • 家の周りに物置や庭木など足場になるものを置かない
  • 帰宅時は周りを警戒してから家に入る
  • 宅配業者を警戒する
  • 番犬を飼う
  • 家の周りに置き鍵を置かない

防犯グッズを取り入れてさらなる防犯対策を!

ここまでに紹介した対策をしても「まだまだ心配」「もっとしっかり防犯対策をしたい」という方は、こんな防犯グッズを取り入れてみてはいかがでしょうか。

モニター付きインターホン

モニター付きインターホンなら、来客の顔を確認してから玄関を開けられます。

在宅時の来客だけではなく、不在時にインターホンを押した人の顔も録画してくれるものがおすすめです。

タイマー照明

タイマーで室内の照明を点灯させ、留守であることを悟られにくくします。

夜間に不在とすることが多い方におすすめです。

サムターン防止カバー

“サムターン回し”と呼ばれる開錠手口を防ぐための防犯グッズです。

扉の内側にある鍵のツマミ部分に設置します。

ディンプルキー

防犯性の高い形状の鍵で、ピッキングの被害を防ぐ効果が高いです。

鍵穴の交換となるため、賃貸の場合は大家や管理会社の許可が必要となります。

補助鍵

ピッキングやサムターン回しといった手口で侵入をたくらむ犯人にとっては、鍵が2つあるだけで開錠の手間は2倍。侵入に時間がかかる家と判断されれば狙われずに済むでしょう。

ダミーの補助鍵でも同様の効果を期待できます。

賃貸物件で防犯グッズや防犯設備を設置したり交換したりする場合は、事前に大家や管理会社に相談しましょう。住宅の防犯性を高める取り組みであれば、大家さんにもメリットがあるためOKをもらえる可能性は高いです。

まとめ

空き巣や泥棒の侵入経路・手口は、無施錠の窓や玄関からの侵入が最も多いです。ゴミ捨てや見送りなど短時間の外出で鍵をかけ忘れたり、「マンションの高層階だから」「オートロックがあるから」などと油断して鍵をかけなかったりすると、被害が発生します。しかし、それは鍵の閉め忘れにさえ注意をすれば侵入被害の多くを防げるということ。ドアや窓の鍵をしっかり閉めるのが、防犯対策の第一歩です。防犯グッズを上手に取り入れながらしっかりと防犯対策を行い、大切な命と財産を守りましょう。

【参考元】

小山 佐知子

小山 佐知子

投稿者プロフィール

北海道在住のライター&エディター。
グルメ系雑誌の出版社にて11年勤務のちフリーに。独立後は不動産、冠婚葬祭、暮らしにかかわる記事を多く執筆してきました。取材やインタビューも大好きです。

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