【連載】エターナル投資術の実践について
- 2019/8/6
- 不動産投資
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こんにちは。田中式エターナル投資塾代表の田中宏貴です。
私自身不動産投資は31歳の時から勉強を始めてかれこれ15年位取り組んでいることになります。私がなぜ不動産投資家を志した理由はやはり、私はバブル世代でもなく、大手上場企業とはいえ経営状況も厳しい状況でした。当時、私はグループ会社の統括管理をする部署にいましたが、まさに再編の真只中の時代で、大規模な再編を実行されており、そこには当然リストラをされる社員もいて、サラリーマンという立場に非常に不安定さを感じていました。
また、体調を崩して辞めていく人もいたりして、「やはり自分の人生は自分の足で歩けるようにならなくては」 と決意しました。私が給料に頼らない生活を実現するために何をするべきか?そういった視点でいろいろな本を読み漁りましたが、もっとも影響を受けたのは、ロバート・キヨサキの『金持ち父さん、貧乏父さん』でした。
『金持ち父さん、貧乏父さん』から受けた刺激
この本を読んで、自分の固定概念が大きく覆されました。それまでは会社員を続けることが当たり前で、仕事以外のことに取り組む時間などないと思っていました。
正直、会社員として出世をするためにも、仕事で成果を出さなければと考え、よく自宅に仕事を持ち帰っていました。そうすることが自分の人生の成功につながると率直に考えていました。ただ、人生を変えるには、現実とは違うことを考える時間の割合を増やしていくことが重要です。
会社員を20年間続けていたので、働かれている方の苦しみや葛藤はよく分かるのですが、人間一歩を踏み出すことがかなり億劫で、いいと思っていてもたいていの人は日々の生活に追われて、自分の本来したいことや目的を後回しにしたり、目的を見失ってしまいます。ですので、不動産投資を志す方には、なぜ不動産投資をするのかその目的を今一度、明確化していただきたいと思います。
- 不動産投資を通じて達成したい目標は何か
- その目標はいつまでに達成をしたいのか
- 目標を達成するためには今年はどのように動いていけばいいのか、
また今月はどうするのか?
今週はどういう行動をするのか?
こういった目標を明確にしていないと、たいていは途中で挫折をしてしまうことが多いと思います。
投資スタイルの4分類
また、上記の明確な目標が決まったら自分のリスク許容度に応じて投資スタイルを決める必要があります。私は大きく4つに分類をしております。
- 最速メガ大家も目指す→ 最初から法人活用してRCの築浅目の物件をどんどん買い進める方法です。→高属性方向けですが現状かなり厳しくなっていますね
- 資産保全・相続税対策を目指す→ 親の世代の土地の資産を安全に引き継ぐことが命題で基本的には、評価減を狙えて手間がかかりくい新築物件を建てていきます→資産家向け
- エターナル投資(バランス型)投資をめざす→安全性を踏まえた積算投資を中心に考えていく、そのうえで法人でも活用して実績を積み上げ資産を増やす →普通の会社員
- 低レバレッジパターン→ 戸建賃貸 エアビー運用・築古再生といったレバレッジを極力かけずに高収益の低額の案件を継続して購入する。→普通の会社員、資産が少ない方向け
不動産会社さんのアドバイスではなく一度自分にどれがあっているのかきちんと考える必要があります。
田中 宏貴(たなか ひろたか)不動産投資家。 田中式エターナル投資塾代表
大学卒業後、大手鉄道会社に入社し経験を積む。平成17年より不動産投資を開始し、現在東京・千葉・埼玉・名古 屋・札幌・広島に16棟200室以上の物件を所有。全物件をほぼ満室で10 年以上運営を続けている。現在はさらなる資産拡大と共に、これから不動産投資を始めるサラリーマンや投資家へ向けた「田中式エターナル投資塾」も 好評で、続々と資産を積み重ねる成功者が誕生している。最近は新築RCの建築を行いたい方に向けてのアドバイスも注目をされている!
自著『満室経営で“資産10億円”を目指す田中式“エターナル投資術”』(ごま書房新社)が絶賛発売中です。
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