賃貸アプリでお部屋探しはどれがおすすめ?それぞれの特徴を比較
- 2019/2/25
- 賃貸
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お部屋探しをしたいときに便利なのが賃貸アプリ。Webでも便利な検索機能はありますが、賃貸アプリっていろいろあるけどどれがいいのか迷いませんか?どれも同じような機能に見えてしまうかもしれませんね。今回は、大手不動産会社から出ている賃貸アプリを比較して、それぞれの強みと弱みをチェックします。自分に向いているアプリを使いこなして、よりよい物件が探せるアプリを使いましょう。
賃貸アプリでできることって何?
賃貸アプリでできることは主に3点あります。
- 自分の希望条件を検索して部屋があるのかどうかを確認できる
- チャットやメッセージで自分の希望を伝えてベストな物件を探してもらえる
- エリアや駅周辺の詳細情報など住みたい場所を決めるための情報収集
ご紹介するすべてのことができるアプリもあれば、賃貸物件の検索に特化していたり、エリアや駅周辺の詳細情報に特化しているアプリもあります。それぞれの特徴について、もう少し詳しく見てみましょう。
自分の希望条件を検索して部屋があるのかどうかを確認できる
じっくり自分で部屋を探したい人は、自分の希望条件を検索して、合致する部屋があるかどうかを確認できます。自分の希望が相場とかけ離れていないか、住みたいエリアの家賃相場はどれぐらいなのか、といった情報も、検索すればすぐに判明!
希望条件に優先順位を付けて具体的な物件を絞り込んでいけます。不動産屋さんに行くと聞きたいことがうまく伝えられなくて、という内気な方に賃貸アプリはぴったりです。
チャットやメッセージで自分の希望を伝えてベストな物件を探してもらえる
最近は、自分で検索するのではなく、チャットやメッセージで自分の希望を伝えてベストな物件を探してもらうタイプの賃貸アプリも増えてきています。電話や対面ではどうしても昼間でなければお部屋探しができません。しかし、チャットやメッセージなら、お部屋を探す側も不動産屋さん側も都合のいいタイミングでメッセージのやり取りが可能です。
自分でじっくり検索する時間のない、急な転勤が決まった会社員や第2志望の大学に合格して下宿を探したいという学生さんなどに向いている特徴です。
エリアや駅周辺の詳細情報など住みたい場所を決めるための情報収集
行ったことのないエリアや駅周辺の詳細情報など、住みたい場所を決めるための情報収集に特化したアプリもあります。この場合は、賃貸物件を具体的に探すというよりも、住みたい場所をどこにするか検討するための調査に使う不動産アプリ、と言ったほうがいいかもしれません。
希望エリアの候補を絞り込むときや、思っていたエリアでは希望の物件が見つからない場合、もう一度エリア探しから検討する際、この特徴を持ったアプリを活用しましょう。
おすすめの賃貸アプリとその特徴を一挙紹介
それでは、ここからおすすめの賃貸アプリを、特徴を交えつつ紹介します。先ほど説明した賃貸アプリでできることとして紹介した機能ごとに、それぞれおすすめのアプリを分類して説明していますので、ぜひアプリ選びの参考にしてくださいね。
とにかくお部屋探しをしたい向けの賃貸アプリ
【ニフティ不動産:大手不動産会社12社・約1,000万件の賃貸物件から検索できるアプリ】
大手不動産12社の賃貸物件を横断で検索できる便利なアプリです。検索できる大手不動産会社は以下の通りで、合計すると何と約1,000万件もの賃貸物件が検索できます。
- アットホーム
- スーモ
- CHINTAI
- LIFULL HOME’S
- マイナビ賃貸
- アパマンショップ
- 不動産なび
- HOME ADPARK
- ピタットハウス
- いい部屋ネット
- スモッカ
- Yahoo不動産
時間の空いたときにサクサク検索して、ある程度自分の希望する陳地物件のイメージを持つのに使ってみるのにおすすめです。
【SUUMO:地図から指でなぞってエリア検索や、GPSを使った検索が特徴的なアプリ】
業界最大手のSUUSMOが提供する賃貸検索アプリ。賃貸物件と売買物件が同じアプリで検索できます。非常にきめ細やかな検索条件が指定できるので、かなり特殊な条件でも検索可能です。地図上に指でぐるりと円を描いて範囲を指定し、その範囲内の物件を探すという機能もとても便利。
また、GPSから近くの物件を割り出す機能もあり、自分が住みたいと思っている街に出かけて賃貸物件を探す、ということもできます。検索系の賃貸アプリとして完成度の高いアプリです。
【goodroom:関東でおしゃれなお部屋を探したいならこのアプリ】
東京、千葉、神奈川、埼玉が中心で地域限定にはなりますが、おしゃれなお部屋にこだわって探したい人におすすめのアプリ。写真が多く掲載されているので、イメージをつかみやすいという特徴があります。
おしゃれな部屋に限っているので、どうしても物件数は少なめです。しかし、デザイナーズマンションやリノベーションの物件など、他のアプリにはない魅力があります。また、物件のマイナス面もありのまま書かれているため、安心できる点も本アプリの特徴です。
【学生のためのお部屋探し:学生に特化した賃貸アプリ】
学校名と6つの質問、そして学校までの交通手段を選択すると、最適な候補を探してくれる、学生向けの賃貸アプリ。条件を入力するだけで、家賃相場もすぐに分かります。初めてのお部屋探しになる場合の多い学生のために、お部屋探しのコツなどもまとめてあり読みごたえも十分ですよ。
探す時間も惜しい!要望を伝えて探してもらえる賃貸アプリ
【ietty(イエッティ):自分の希望を登録すると希望に近い物件を探してもらえる】
急な部屋探しに大活躍してくれる賃貸アプリ。対応地域は東京・神奈川・埼玉・千葉の関東4県です。前もって自分の希望条件を登録しておくと、営業担当が希望にできる限り近い物件を選んで連絡してくれます。内見予約もアプリ内で可能です。
チャット可能な時間帯は、10:00~22:00(定休日:水曜日)となっています。ある程度自分の希望が伝えられ、具体的な物件選びの部分をアシストしてほしい、という方には特におすすめです。
【イエプラ:深夜0時までチャット可能なので、残業したあとでも相談できる】
チャットで相談しながらお部屋探しがすすめられる賃貸アプリ。対象地域は東京・神奈川・埼玉・千葉の関東4県と大阪・京都・兵庫・奈良の関西2府2県(一部地域除く)です。実際に部屋を見学しに行くまでの間は、チャットでのやり取りだけで完結します。関東圏だけでなく、関西圏のお部屋探しもチャットで相談できる点が大きな特徴のアプリです。
【チャットde簡単!お部屋さがし(LINE):LINEからお友達登録でチャット相談可能に】
自社アプリから直接チャット相談、ではなく、LINEアカウントを持ち、LINE上からお部屋探しの相談を受け付けている不動産会社もあります。そのひとつがアパマンショップの「チャットde簡単!お部屋さがし」。LINEアプリで「@apamanbot」をお友達登録することで、「べあ~君」と会話しながらお部屋探しを進めることができます。
お好みの部屋が見つかったら、あとは担当店舗に連絡をしてそのまま見学などに移行。LINEなら操作など慣れているので使いやすい点も大きな特徴です。LINE上でチャット相談ができる不動産業者は、LINE上で検索すると出てくるので、探したいエリアの不動産屋さんをLINEでも探してみてはいかがでしょうか。
住みたいエリアや家賃相場を確認するのに便利なアプリ
【CHINTAI:地図から見る街の情報が分かりやすい!エリア選定に便利】
地図から街の情報を確認して、生活圏にどんな施設があるのかを確認しながらお部屋探しができるアプリ。駅の情報はアイコンをクリックするだけで、基本情報から口コミまで確認できます。
【LIFULL HOME’S:その路線の駅ごとに家賃相場が一目瞭然】
物件数の多いライフルホームズが提供している賃貸アプリ。路線を指定して、駅ごとの家賃相場が比べられる点が特徴的です。また、検索結果の一覧では、同じ建物の部屋は1件にまとめて表示されるので、他の物件と見比べるとき見やすくなっています。
賃貸アプリを利用するときの注意点
賃貸アプリを利用するときの注意点は以下の3点です。
- 賃貸アプリが対象としているエリアを必ず確認する
- 地方に引っ越す場合は、賃貸アプリよりもLINEでその地域の不動産会社を探してみる
- チャットで相談する際も、大まかなエリアや家賃相場は確認して言えるようにしておく
賃貸アプリは、大手不動産会社のもの以外は対象エリアが狭いことが多いので注意してください。どうしても首都圏対応が多いため、地方の場合は大手の賃貸アプリを選ぶのが無難です。地方の賃貸物件を探す場合は、LINEを探してみると、地元の不動産業者がLINEでチャット相談を受け付けている場合がありますのでそちらを利用することも検討しましょう。
まとめ
賃貸物件を探すときに役立つ賃貸アプリについて解説しました。賃貸アプリでできることを知り、有効活用してお部屋探しの手間を短縮しましょう。従来型の「検索して探す」アプリだけでなく、チャットで相談できるタイプの賃貸アプリも併用することで、自分の希望と実際の家賃相場などが見えてくることもあります。ご紹介したアプリはどれも無料ですので、気になったアプリはダウンロードしてお試しください。