ライフルホームズの住みたい街ランキング5位!北浦和の人気の理由はどこにある?現地に行って探ってみた
北浦和と聞いてどのようなイメージを浮かべるでしょうか?
浦和ではなく、「北浦和」です。
ぼくは正直言って、何の印象もなかったのです(笑)
ですが、実はがライフルホームズの「住みたい街ランキング首都圏版」で5位なんです。しかも、埼玉県でTOP10にランクインしているのは、北浦和が唯一。
さらに、去年は何と4位!!
きっと何かがあるはず…と、現地に行って調査してきました。
北浦和は東京、新宿に30分ほどの距離
北浦和駅は京浜東北線の駅。浦和駅と大宮駅の間にあります。東京駅へは京浜東北線に乗れば直通で40分程で着きます。新宿駅や池袋駅に行くには、浦和駅か赤羽駅で乗り換えるれば30~40分ほどです。
東京や新宿に30分ちょっとで行けるなら、アクセス面から言えば、都内の八王子とか町田とほぼ同じくらいの感じですよね。これなら気軽な距離と言えそうです。
また、北浦和駅からすぐのところに国道17号線が走っているため、車での移動も楽そうです。
で、僕は車を持っていない…と言うか、そもそも免許を持っていないので、京浜東北線で行きました、笑
最初に感じたことは治安がよいこと。さらに家賃も安い
これだけ人気の駅なので、さぞ駅前の繁華街は繁盛しているのだろうと期待したのですが、駅に降り立ってビックリ!
酒屋が並ぶ飲み屋街のようなものはなく、拍子抜けしました。
反対に、駅の周りに塾や予備校などが点在。これは、埼玉県内で屈指の進学校である浦和高校の最寄り駅でもあることが影響しているものと思われます。当然治安のよいところとなり、駅の周りに酔っ払いやたむろする若者などもいないのかもしれません。つまり、駅前から閑静な住宅街の感じが満載です。駅の東西それぞれに交番もあり、さらに治安をよくしています。
気になる家賃の水準ですが、浦和や大宮などに比べファミリータイプで5000円程度安い印象です。物件も一人暮らし用ではなく、ファミリー向けの比較的大きいものが多いです。 駅から2~3分歩けばもう住宅街なので、 駅から数分の物件も多くあります。これは大きな魅力ですよね。
周辺を歩きまくってみた
さて、駅周辺を紹介します。覚悟を決めて、歩きやすい靴を履いていきました。ひとまず、限界まで歩きまくってみました!
北浦和駅の出口は線路を挟み東口と西口があります。どちらも共通して、駅の前にはチェーンの飲食店が多くあり、その種類もさまざま。普段の外食はもちろん、仕事が終わってからテイクアウトで食事を買って帰るのにはとても便利だと思います。
またラーメン屋さんが多い!
チェーン店も個人店もあるので、ラーメンマニアにはうれしいかも。
東口にある激安パン屋「ブレッドボックス」
まず降り立ったのは東口です。
駅前の道路は古いビルが並んでいますが、歩道に屋根がついていて、いわゆるアーケード商店街のようになっています。駅から徒歩2分ぐらいの所にクイーンズ伊勢丹とマルエツがあります。これは便利ですよね。
ちなみにマルエツは北浦和が創業地だそうです。知らなかった…。
東口から北妻木線路沿いに「平和通り商店街」があるのですが、そこに「ブレッドボックス」というパン屋さんがあります。何の変哲もない(失礼・笑)町のパン屋という感じの店ですが、めちゃくちゃお客さんが並んでいるんです!
なんと、入場制限まで!
何でも、サンジェルマンのパンを格安で売っているらしく、行列にも納得。ぼくも並んで買いましたが、確かにめちゃくちゃ安い!
これ、全部1袋200円です!
買い物にも子どもを遊ばせるのにもよさげな西口
次は西口です。
駅前はバスやタクシーのロータリーがあり、広々としてます。ロータリーは3本の道路につながっていて、それぞれに飲食店などのお店が並んでいます。
正面の商店街を抜け5分ほど進むとイオンがあるため日常の買い物には便利そう。また、駅の正面徒歩1分のところには「埼玉県立近代美術館」があり、その敷地内には北浦和公園という広い公園があります。遊具や池、広々としたスペースなどがあり、多くの子どもが遊んでいました。 池には小さいながらも亀や大きな鯉、カモなどがいて、しっかり癒されてきました。
美術館の入り口の前には自転車を停める駐輪場が広めに設置されていて、ママチャリがたくさん止まっていました。家族で住んでいる人が多いことは、この風景を見てもわかりますね。
ランチに個性派パスタを堪能
この辺りでお腹がすいたのでランチを食べたいなと飯屋を物色。
西口正面の通りの一本裏手にある「LALA」というパスタ屋を見つけました。写真はそこでオーダーしたさんの梅入りクリームパスタです。さっぱりしたさわやかな味わいで、なかなか美味しかったです。ぼくには量が少なかったですけど(笑)
国道17号を歩くと埼玉庁。埼玉県とさいたま市の中心だった
北浦和駅西口正面、 埼玉県立近代美術館の手前に国道17号が通っています。
この国道沿いを15分ぐらい歩くと警察署、消防署、さいたま市役所があり、さらに5分ほど歩くと埼玉県庁があります。つまり、埼玉県やさいたま市の中心地がこのあたりなわけですね。公的手続きが必要なときは自転車などでも簡単に行くことができるのはメリットでしょう。
お隣の駅「浦和駅」へは歩いて行ける距離だった
北浦和駅は浦和駅の隣ですが、実は徒歩や自転車で行くことができる距離です。 線路沿いの道を歩くと距離にして2km程度。
実際に17号通り沿いを歩き、県庁を経由して浦和駅まで歩きました。少し遠回りにも関わらず25分程度で着きました。 自転車で行けば10分ほどかと思います。とにかく近い!
浦和駅の方が開けているので、買い物や外食に行きたいと思うことも多いかと思いますが、この距離感なら気軽に出かけられそうですよね。 しかも前述の通り、家賃は安いわけですからね。
別所沼公園は好きなことをして楽しめる場所
北浦和駅から歩いて25分ほどのところに「別所沼公園」という大きな公園があります。最寄り駅は中浦和駅ですが、北浦和から行ってもそれほど遠くはない立地です。
この公園では大きな池とちょっとした運動ができる広場、ランニングやウォーキングができるコース、バーベキューをするスペースなどさまざまなことができます。池の周りにはベンチがたくさんあり座って休んでる人や釣りをしてる人などで結構賑わっていました。何がつれるのかは謎ですが、笑
また公園の道路沿いの入り口近くに、河津桜の木が一本ありました。取材に行った時はちょうど満開!
河津桜はソメイヨシノよりも開花時期が早く、一足先に花見ができるため、多くの人が写真を撮りに来ていました。一足先に満開の桜が見れたのはラッキーでしたね。池を背景に晴れた日に写真を撮るとすごく綺麗な写真も撮れそうです。
まとめ
実際に足を運んでみて感じた北浦和の魅力は、 都心へのアクセスがよく、北浦和駅の周りで十分に生活に必要なものが揃う上に、浦和へ行くのも容易であるため生活する上で不自由か感じない点。さらに、治安がよく家賃が安いので、住みやすいところかなと思いました。もしかしたら、埼玉に住む人にとっては、ブランディングがされているのかも?
余談ですが、この日歩いた歩数は16000歩。かなりきつかったです、笑