カーペットの選び方を徹底まとめ!素材から機能も考えて暮らしを豊かにする

  • 2020/1/19
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部屋の印象を左右するカーペット。部屋の雰囲気を変えるなら、カーペットから交換していいくのがおすすめです。

また、昨今の家のほとんどはフローリングが当たり前になっています。アパートの部屋の人気を見ても、フローリングと畳では歴然とした差が……。

ですが、暮らしているとフローリングはワックスが面倒、足元が寒い、物を落とした衝撃で床が傷つくなど問題も多いものです。

部屋の印象だけでなく、これらの問題を解決するためにもカーペットを敷くことは有効!
暮らしやすい部屋にするためにカーペットについて見ていきましょう。


カーペットとラグの違いは大きさと場所

家具屋さんに行くと、敷物はカーペット(絨毯)とラグに分けられています。
その定義の違いは大きさと使用する場所です。

床全体を覆うカーペット

カーペットは床全体に敷き詰める大きさのもの。断熱効果やホコリが舞い散ることを防止できます。

敷き詰めて使うことを前提に作られているため、部屋に合わせて規制サイズが用意されているのが特徴です。

ただし、同じ1畳でもお住まいの地域によって広さは若干違います。メジャーなどで測って、正確な広さを確認することをおすすめします。

【カーペットの代表的なサイズ】

関東に多い江戸間用のサイズ

  • 6畳:261cm×352cm
  • 8畳:352cm×352cm
  • 10畳:352cm×440cm
  • 12畳:352cm×522cm

関西に多い本間用のサイズ

  • 6畳:286cm×382cm
  • 8畳:382cm×382cm
  • 10畳:382cm×477cm
  • 12畳:382cm×572cm

床の一部分だけを覆うラグ

ラグは床の一部~3畳(約220cm×220cm)ほどの大きさです。床全体には敷き詰めず、部分的に敷いて使用します。

たとえば、ソファーの下です。脚がつく範囲だけに使ったり、ソファーから床を守る目的で使ったりします。

【ラグの代表的なサイズ】

  • 140cm×200cm
  • 200cm×200cm
  • 200cm×250cm
  • 200cm×300cm

床の一部分を覆うことで、部屋のアクセントとしてデザインを楽しむこともできますが、目的は寒さや床を守る意味合いが強いです。そのため、ラグの機能性には断熱、汚れ防止、洗濯可などが多いのが特徴的。

海外では表現が変わる

日本では、

  • 床全体に敷き詰める→カーペット
  • 床の一部分に敷く→ラグ

ですが、アメリカでは違います。

アメリカでは、

  • 機械で作られている(大量生産)→カーペット
  • 手で作られている(受注生産)→ラグ

と表現されています。

国によって違うので、海外から輸入する時などは注意しましょう。

カーペットの3つの種類

使い方と注文方法の違いで大別すると3つの種類があります。

  • タイルカーペット:つなげて好きな大きさで使える
  • オーダーカーペット:好きな大きさで作ってもらう
  • ラグ・マット:一部分だけで使う

種類1 洗いやすいタイルカーペット

1枚あたり40cm~50cmの正方形のパネル式カーペットです。複数枚をつなげて、必要な大きさで使います。

上部の画像のように色を変えて市松模様にしたり、行ごとに色を変えてストライプにしたりもカンタンです。

汚れたら1枚だけはがして洗うことができるので、子供やペットがいる場所で使われることも。
オフィスでもよく使われていて、人の出入りがあることから摩耗が気になったり、現場に合わせてカットしたり、床配線の際にカンタンに加工できることから好まれています。

種類2 好みで作れるオーダーカーペット

希望に合わせて1cm単位で注文できるカーペットです。床を隙間なく敷き詰めたい。好きな色、形、フチ加工を施したい。値段としては少し高くなりますが、オリジナルで作れる特別なカーペットです。

種類3 部屋の一部分に使用するラグ・マット

必要な部分にだけ敷いて使うのがラグ。たいていの大きさは3畳ほどです。断熱したいところにだけ使ったり、部屋のアクセントに使ったりします。

マットはラグよりもさらに小さいものです。玄関、キッチン、脱衣所、トイレなど1畳未満の敷物を指します。

人の出入りがあったり、キッチンなど汚れやすいところに使うため、抗菌や汚れ防止機能がついているものが多いのが特徴です。

カーペットの選択失敗3例 間違えると生活の上でストレスになる

目に付きやすく、部屋の印象を左右するカーペット。
敷いていれば毎日使うものなので、選択を間違えるとストレスになってしまいます。

失敗1 色が合っていない

種類が多いので目移りしてしまい、部屋に合っていない色を選ぶと失敗することも。
カーペットは家具がなければ目につくので、残念感が強いです。

失敗2 素材が合っていない

カーペットを敷くことでホコリの舞い散り防止になります。しかし、毛足の長いカーペットはムダ毛が取れることが……。
ムダ毛の発生は素材によっても変わるので、アレルギー性の鼻炎などがある方は気を付けることをおすすめします。

失敗3 機能が合っていない

キッチン用ならば抗菌機能、汚れ防止、洗濯ができるなどがピッタリです。
好きなデザインだからと、場所にふさわしくないカーペットを使うと、毎日ストレスが溜まります。

カーペットの選択を間違えないために段階的に考える

家具屋さんに行くと様々な種類のカーペットがあり悩んでしまいます。
その中から部屋にピッタリのものを見つけるために段階的にカーペットを選んでみましょう。

段階1 使用する部屋、場所、だいたいの大きさをあらかじめ決める

漠然としたイメージで選ぶのではなく、

  • カーペットを使用する部屋
  • 部屋のどこに使うのか
  • どの程度の広さで使うのか

この3点を絞り込みましょう。

段階2 部屋に合った素材、カラーを決める

部屋の雰囲気にあった素材とカラーを選ぶと失敗が少ないです。

ナチュラルな部屋

ナチュラルな部屋には天然素材や、自然界にあるカラーがピッタリ。
形や柄はきっちりしすぎず、毛足に長さがあり輪郭がぼやけているようなのがおすすめです。人工物すぎるものはナチュラルな部屋の中では浮いてしまいます。

おすすめ素材:ウール、コットン、リネン
おすすめカラー:ブラウン、ベージュ、アイボリー、オリーブ

モダン・落ち着いた部屋

少し人工的な色合いを取り込むことでモダンな雰囲気になりやすいです。
ナチュラルとは反対に、形や柄がはっきりとしたものが合います。

おすすめ素材:ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン
おすすめカラー:ブラック、グレー、ブラウン、濃いブルー、濃いパープル、オフホワイト

子供部屋

子供部屋には、転んでもケガをしないように毛足の長いカーペットや、汚れてもすぐに洗えるタイルカーペットがピッタリです。
色合いは明るくポップな色だと元気な印象を与え、淡い色だと優しい印象を与えます。

おすすめ素材:肌に優しい→ウール、コットン、リネン
       洗濯がしやすい→ポリプロピレン、アクリル

おすすめカラー:元気な印象→明るいブルー、明るいイエロー、明るいレッド、ホワイト
        優しい印象→淡いブルー、淡いイエロー→、淡いレッド、ホワイト

段階3 どんな機能が欲しいのか決める

カーペットはあまり替えないものです。部屋や使う人にピッタリな機能を選ぶようにしましょう。

防炎機能

防炎機能があるカーペットは火を近づけても焦げるだけで燃え広がることはありません。
高層マンションや不特定多数の方が利用する施設では、カーペットやカーテンに防炎機能があるものを使用するよう消防法で定められています。

火を扱うキッチンやタバコを吸う部屋では、念のために防炎機能のあるカーペットを使うことをおすすめします。

防ダニ加工

ダニを殺すのではなく、特殊な薬品で加工してダニを近づけないようにしたカーペットです。
ダニはアレルギーを引き起こす原因になります。アレルギー反応が出ないように防ダニ加工を施したカーペットを使うことは有効です。

しかしながら、多少なりとも薬品を使用して加工をしているため、赤ちゃんや小さい子供が使う部屋に使用することはあまりおすすめできません。

防音機能

集合住宅で生活をする人におすすめです。話し声や足音など生活音を吸収し、階下に伝わりにくくしてくれます。

集合住宅で一番多いトラブルは騒音問題です。トラブル防止の目的でも使われます。

汚れ防止加工

食べ物や飲み物がこぼれてもサッと拭きとれる。撥水機能もあって、フローリングまでしみない。キッチンや子供が使う部屋におすすめです。

防眩機能

フローリングやタイル床は太陽光を反射してまぶしいことがあります。照り返しは長時間受けると目を痛める原因に。

照り返しを軽減するために防眩(ぼうげん)機能のあるカーペットは有効です。

カーペットの5つの代表素材

主に使われている素材は5つあります。それぞれ優れた点がありますので、必要な機能と加えて使うことがおすすめです。

素材1 冬にピッタリなウール

暖かさと断熱効果が高いのはウール。繊維が細く、繊維自体が絡まりあって作られているため、中に空気をふくんでいます。その空気の層が断熱効果を生み出しているのです。

天然繊維のためアレルギー体質の方でも安心して使用できます。赤ちゃんや子供部屋にもピッタリです。

気になる点は、ムダ毛が出やすいことと、価格が高めであること。それ以外には非常に優れたカーペットです。

素材2 強度があるナイロン

人の出入りが多い、走り回る子供やペットがいる家庭に合っているのがナイロン素材のカーペット。

繊維がしっかりとしていて、耐久性に優れています。ムダ毛も少ないので掃除もしやすいです。そのため、一般家庭だけでなくオフィスや公共の空間にも使用されています。

こちらも若干高めです。

素材3 安価なポリエステル

化学繊維の中で、とくに流通しているのがポリエステル。
水をこぼしても吸わず、汚れにも強いです。キッチンや脱衣所、トイレなどにピッタリ。
他の素材と比べて流通量が桁違いのため、大きさ対して安価なのもうれしいです。

素材4 汚れにくいポリプロピレン

耐衝撃性に優れていて、そのうえ化学繊維のため水を吸わない素材。水を吸わないということは、洗濯をして脱水をすればあっという間に乾くことを意味しています。

耐衝撃性もあるためムダ毛もでません。また、繊維の中で一番軽く、搬入のしやすいさもあります。

こういうとカーペットの素材として一番いいように感じますが、熱には弱く、肌触りが少しゴワゴワ……。肌が弱い方はチクチクするように感じます。

素材5 乾きやすいアクリル

水を吸わず、とても乾きやすいアクリル素材のカーペット。たとえ濡れてしまっても拭くだけで汚れも取れます。

ポリプロピレンも乾きやすい素材ですが、アクリルは毛布などにも使われていることから手触りが柔らかいです。肌が弱いにはピッタリ。
反面、耐久性は低いです。

まとめ

足元から部屋の印象を決めるカーペット。足元の冷えや子供のケガ防止、生活音の軽減、様々な問題の解決にも使われます。価格やデザインだけで選ぶのはもったいないですね!
機能と素材を熟考すると、ずっと暮らしやすくなります。

カーペットの選び方は、

  1. 使用する部屋、場所、大きさを決める
  2. 部屋のイメージ、用途に合った素材・カラーにする
  3. 欲しい機能を決める

この3点を気を付けると失敗がぐっと減ります。

お部屋にピッタリのカーペットを選択していきましょう。

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編集部「不動産の学校」編集部

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