ハウスクリーニングの料金相場&費用を抑える方法・注意点をご紹介

  • 2020/4/17
  • ハウスクリーニングの料金相場&費用を抑える方法・注意点をご紹介 はコメントを受け付けていません

掃除に多くの時間を割けない共働き家庭や、子育て中の人などにオススメなのが、ハウスクリーニングです。自分では掃除できない場所を中心に依頼すれば、日頃の家事負担を減らせます。とはいえ、気になるのは料金ですよね。

この記事では、ハウスクリーニングの料金相場や、お得に利用する方法、注意点などを紹介します。試してみたいけど料金が気になってなかなか手を出せないという人は、ぜひ参考にしてみてください。


ハウスクリーニングの料金相場をケース別に紹介

ハウスクリーニングにかかる料金は、部屋や住まい全体を掃除するのか、それともキッチンやトイレなどを部分的に掃除するのかによって変わります

では早速、ハウスクリーニングの料金相場をそれぞれのケース別に見てみましょう。

ケース1.部屋や住まい全体をクリーニングする場合

まずは、部屋や住まい全体をクリーニングする場合の料金相場をご紹介します。

  • 1DK、1LDK:3万円~4万円
  • 2DK、2LDK:3万円~7万円
  • 3DK、3LDK:5万円~8万5,000円
  • 4DK、4LDK:7万円~10万円

ハウスクリーニング業者のほとんどは間取りに応じて料金を設定していますが、広い部屋になると料金が高くなる業者もあります

また、3LDK以上の場合は設定料金が公開されていないことも少なくありませんので、相場を知るためには業者に問い合わせてみてください。

ケース2部分的にクリーニングする場合

次に、浴室、キッチン、トイレなどを部分的にクリーニングする場合について、料金相場をご紹介します。

  • 浴室:1万3,000円~1万8,000円
  • キッチン:1万5,000円前後
  • トイレ:7,000~1万円

部屋全体をクリーニングする場合とは異なり、部分的にクリーニングする場合は料金に大きな開きがありません。

部分的にクリーニングする場合は、部屋全体をクリーニングする場合よりも安くなるでしょう。ただし、利用したい場所が多い場合は、全体クリーニングとしてまとめて利用する方がお得になることもあります

同じ場所でも時期によって料金が異なる

実は、ハウスクリーニングの料金は、同じ場所でも利用する時期によって料金に違いが生まれます。

というのも、ハウスクリーニング業界にも繁忙期があるからです。繁忙期にハウスクリーニングを利用すると、クリーニングの内容が同じでも料金が高くなります

ハウスクリーニング業界の繁忙期は、次のとおりです。

  • 年末の大掃除シーズン(12月)
  • 春の引っ越しシーズン(3~4月)
  • エアコンを使う季節の前後(6月や10月)

ハウスクリーニングを利用する際は、その時期が繁忙期かどうかにもぜひ注意してみてください。

費用を抑える4つの方法

ハウスクリーニングの費用は、できれば安く抑えたいものですよね。ちょっとした方法を知るだけで、ハウスクリーニングにかかる費用を安くできます。

方法1.複数の業者から見積もりをとる

ハウスクリーニングの料金相場を確認したら、今度は納得できる金額を提示している業者の中からいくつかの業者を選び、見積もり依頼を出しましょう。

この際、1つの業者だけに見積もり依頼を出すのではなく、相見積もりを取ることが重要です。相見積もりの結果、業者によって料金にかなりの差が出る場合もあります。

見積もり依頼を出す際には、「ほかの業者にも見積もりを依頼している」と伝えるのもよいでしょう。競合している他社より安い料金を提示してくれる場合があります。

方法2.工務店や家事代行も候補に入れる

多くの人は「ハウスクリーニングは専門業者に頼むもの」というイメージを抱いているかもしれませんが、専門業者以外にもハウスクリーニングを実施している会社があります。それは、工務店や家事代行業者です。

実際に筆者は、引っ越し時のハウスクリーニングを地元の工務店に依頼した経験があります。

その際の料金は、2LDK全体(キッチン・浴室など込み)で4万5,000円でした。2LDKのハウスクリーニングにかかる料金相場は3万円~7万円ですので、相場料金の範囲内で利用できたことになります。

また、その際はハウスクリーニングと同時に、家具の運び出しも無料でサービスしてもらえました。

本格的なハウスクリーニングではなく簡単な掃除でよい場合は、家事代行の一時利用もおすすめです。ハウスクリーニング専門業者より料金が安い傾向にあるため、気軽に利用できます。

方法3.繁忙期を避ける+価格交渉をする

一般的に、繁忙期は閑散期より料金が高くなります。そのため、ハウスクリーニングを利用する場合は繁忙期を避けるのがおすすめです。

繁忙期以外なら価格交渉もスムーズにでき、費用をより抑えられるでしょう。

方法4.業者独自の割引サービスを調べる

ハウスクリーニング業者の中には、独自の割引サービスを設定している会社があります。

例えば、申し込み時期によって利用料金が安くなる業者は少なくありません。また、一部分だけのクリーニングを何回も申し込むより、住まい全体のクリーニングを申し込んだ方がお得になるセット割を設定している業者もあります。

このように、業者独自の割引サービスにもいろいろとありますので、ぜひあわせてチェックしてみてください。

ハウスクリーニングの利用前に注意すべきこと

ハウスクリーニングにかかる費用は、安ければ安いほどよいわけではありません

例えば、極端に料金が安い業者を選んだ結果クリーニングスキルが不足していたり、追加料金の発生でトラブルになったりするケースがあります。そのようなトラブルを回避するためには、以下の点に注意が必要です。

注意点1.最終金額と追加料金の有無を確認する

いくら事前に見積もりを取っていても、「汚れ具合がひどい」や「部屋の形が特殊」などの理由により、作業日の当日になって追加料金を請求されるケースがあります。

料金変更に納得がいかなくてもキッパリとは断れず、そのまま利用して後悔する人もいることでしょう。

このようなトラブルを防ぐためにも、ハウスクリーニングを依頼する際には最終金額を確認することが大切です。当日に追加料金が発生する可能性についても、あわせて確認しておくとよいでしょう。

注意点2.作業がきちんと行われるか確認する

実際のハウスクリーニングが丁寧でキレイに行われるかどうかを事前に判断するのは、簡単なことではありません。

しかし以下の3点を意識すれば、ある程度の判断ができます。

  • 口コミをチェックする
  • 担当スタッフの雇用形態や経験年数を聞く
  • 見積もり時のやり取りをチェックする

ただし、口コミは重視し過ぎない方がよいでしょう。その業者にとって良いコメントしか掲載していないケースがあるからです。

まとめ

この記事では、ハウスクリーニングの料金相場と、費用を抑えるコツや注意点を紹介しました。大掃除や引っ越しだけでなく、定期的に利用することでも普段の家事負担を軽減できるハウスクリーニング。自分に合った料金や内容のサービスを一度、試してみてはいかがでしょうか。

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編集部「不動産の学校」編集部

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