賃貸物件でも収納力アップ!ウォールシェルフを使ったおしゃれな壁面収納

  • 2019/5/26
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賃貸物件では壁に取り付けるタイプのウォールシェルフは使えないとあきらめていないでしょうか。賃貸物件でも浸かるウォールシェルフが今、人気沸騰中!
天井まで突っ張り棒を使うことで、壁を傷つけずにウォールシェルフを取り付けることもできます。今回は、賃貸物件でのウォールシェルフ活用術について紹介します。賃貸のお部屋に住んでいて、収納に困っている方はぜひ参考にしてください。

 

賃貸物件でも大丈夫!お金をかけないウォールシェルフの設置アイデア

ウォールシェルフは、釘や接着剤を使って壁に傷がつくから賃貸では使えない、と思っている人は少なくありません。でも、実はちょっとしたアイテムを使うことで、賃貸でも壁を傷つけることなくウォールシェルフを設置できます。ウォールシェルフを設置するのにおすすめのアイテムと使い方について見ていきましょう。

大きな有孔ボードをタンスなどの重い家具の裏に入れて使う

細かく、規則的に穴の開いた有孔ボード(ペグボード)は、手軽に導入できる壁面収納の強い味方です。ホームセンターで、好きな大きさにカットしてもらえるため、部屋に合ったサイズのものを簡単に入手できます。壁の大きさに合った有孔ボードは、フックを設置してぶら下げて壁面収納に使えるだけでなく、ウォールシェルフを支える専用金具も有孔ボードに固定することで、壁を傷つけずに設置可能です。

軽いものの収納で良い場合は、天井にまで届く有孔ボードを壁にはめ込むようにしてタンスなど重くて背の低い家具の裏側に設置すると良いでしょう。ウォールシェルフを設置する場合は、縦に設置できる木製の突っ張り棒を利用して有孔ボードを固定することで安定します。このとき、壁と有孔ボードの間にすき間をなくすとフックなどの設置がむずかしくなるので注意しましょう。

有孔ボードと似たような役割を果たすものとしてメタルワイヤー網も使えます。ただ、有孔ボードのように好きな大きさにできるわけではないので、設置場所と大きさを事前にしっかり確認しましょう。

金属製のネットスタンドを利用する

ペグボードと同じような感じで、金属製のネットスタンドを利用する方法もあります。広い背面に幅の狭い側面が付いたタイプのネットスタンドにベニヤ板を固定させることで、ウォールシェルフのように使うこともできます。側面のあるタイプは、側面自体にもフックを付けるなどして吊り下げ収納ができるため、狭い場所を有効活用できるアイテムです。

つっぱり棒を横に2本使って板を乗せる

100均ショップなどで簡単に手に入るつっぱり棒を2本、横向きに設置してその上に板を置くことでウォールシェルフとして使う方法も、壁を傷つけないおすすめの方法です。横に突っ張り棒を設置できるデッドスペースを上手に利用するイメージです。トイレなど狭い空間に設置するつっぱり棚も市販していますので、そちらを利用しても良いでしょう。

床に対して垂直に設置できる木製のつっぱり棒を使う

「ディアウォール」など、床と天井に対して設置する木製のつっぱり棒は、壁面収納の自由度を上げてくれるアイテムです。自由な幅に設置して、その柱に対してウォールシェルフを設置します。最初に説明した有孔ボードをしっかり固定するのにも適した素材です。有孔ボードを木のつっぱり棒に挟み込むようにして設置しましょう。

基本的には、木のつっぱり棒の幅に合わせて棚板を設置すると安全です。棚板の奥行きについては、製品によって制限事項が設けられているので、制限をしっかり確認して棚板を選ぶようにしてくださいね。

画びょうや押しピンのように細いピンを使う

壁にまったく傷をつけない、ということではありませんが、画びょうや押しピンのような細いピンは、壁に刺してもあまり傷が目立ちません。これらを使って固定するタイプのウォールシェルフも、賃貸物件で使えるタイプとして販売されています。ただ、壁の材質によってはそもそもピンが刺せない場合もあるので注意してください。

 

ウォールシェルフの選び方3つ

賃貸物件でもウォールシェルフを使った壁面収納が可能なことが分かったら、早速ウォールシェルフを探してみましょう。ウォールシェルフの選び方を3つにまとめました。

  • どこで何を収納するのかをはっきりさせる
  • 耐荷重がどのぐらい必要かを考える
  • 賃貸物件に向いた設置方法が可能なものを選ぶ

それぞれのポイントについて解説します。

どこで何を収納するのかをはっきりさせる

ウォールシェルフの実物を選ぶ前に、設置する場所と、何を収納するのかについて明確にしましょう。設置場所の幅や必要な奥行きを確認することで、選ぶべきウォールシェルフのサイズが決まります。また、収納するものによっては、ウォールシェルフよりも有孔ボード+フックなど、他の収納方法が向いている場合もあります。

設置する場所が決まったら、その場所の幅と、確保できる奥行きを採寸してください。また、縦方向につっぱり棒を導入する場合は、床から天井までの高さも確認しましょう。

耐荷重がどのぐらい必要かを考える

どれぐらいの重さを収納できるのかを確認することは重要です。例えば、トイレの中でティシュペーパーを収納する場合と、リビングやキッチンでカップを並べて置く場合では、耐荷重にかなりの差があります。水平方向につっぱり棒を設置する場合や、有孔ボードを固定しないでタンス奥に挟み込むように設置する場合は、あまり重いものは収納できません。

ある程度重量のあるものを設置する場合は、縦のつっぱり棒を導入してしっかり固定させてウォールシェルフを設置する方向で考える方が安全です

賃貸物件に向いた設置方法が可能なものを選ぶ

ここまで説明した2つのポイントを確認したら、いよいよウォールシェルフの実物を探しましょう。耐荷重、必要な幅・奥行き、ものによっては高さも確認します。太い金具で固定するものは、耐荷重も高いですが賃貸物件には向きません。つっぱり棒を上手に駆使して、必要な場所に必要なものが設置できるようにしましょう。

 

賃貸物件向きでおしゃれなウォールシェルフ

最後に、賃貸のお部屋でも使えるウォールシェルフや、ウォールシェルフを設置しやすくしてくれる商品を紹介します。上手に組み合わせて、室内に圧迫感を与えることなく収納力をアップさせましょう。

「無印良品」のおしゃれな壁面収納シリーズは固定ピンがポイント

無印良品の壁面収納家具は、専用の固定ピンが、画びょうと同程度の小さい穴で固定できるため、賃貸でも使えます。シンプルモダンなデザインは、どのようなインテリアにもなじむため、賃貸のお部屋に住DIY初心者でも導入しやすい点が特徴です。

ラインナップは、使い勝手の良いボックスタイプ、コーナーを利用して設置するコーナータイプ、板の奥に溝があってフックやハンガーを掛けられる長押(なげし)タイプ、フックタイプなど。ボックスタイプはリビングやキッチンの収納に。見せる収納を楽しみましょう。フックタイプや長押タイプは、奥行きが不要なので、玄関や廊下など、あまり奥行きを取りたくない場所にも設置できます。

「IKEA」のウォールシェルフで北欧デザインを楽しむ

IKEAは、棚板タイプが多く、北欧らしいデザインが楽しめるものが多い点が特徴です。飾り棚として素敵な棚板タイプが多いため、インテリアのポイントとして利用すると良いでしょう。棚板を支える金具も単体で売っていますので、好きなカラーや材質の棚板と組み合わせて、オリジナルのウォールシェルフにするのもおすすめです。

また、小さめサイズの有孔ボードと棚板を組み合わせた商品もあります。穴にフックを入れて収納できるよう、壁と密着しないで設置できるようになっていますので、有孔ボードを使った収納に興味がある人は、IKEAの商品もチェックしてみてください。

「ディアウォール」でウォールシェルフを自由自在に設置!

ディアウォールは、木材を床と垂直方向に突っ張らせるための部品で、DIYで賃貸物件でも大丈夫なウォールシェルフを作れる商品です。必要な長さに切った木材を2組用意して、ディアウォールを木材の上下に設置して、壁に対してはめ込みます。この時棚板の幅も決め、その幅分で設置するようにします。

後は、棚板専用部品を好きなだけ取り付けて棚板を置けば完成です。

ディアウォールの奥に有孔ボードを設置して棚板と組み合わせて収納量をアップさせる、といった使い方も可能です。設置した木材は、いくらでも穴をあけ同大なので、側面にもフックなどを取り付けてさらに収納力をアップさせることもできます。

簡単に設置とはいきませんが、かなり自由度が高く賃貸でも安心して使えますので、自分の好きなウォールシェルフを取り付けたいという方は、検討してみてはいかがでしょうか。

ホッチキスで壁に固定!ユニークな「壁美人」

壁美人は、ホッチキスを使って壁に固定する、というユニークな特徴を持った壁面収納用の部品です。石膏ボード壁専用なので、それ以外の材質には使えませんが、賃貸物件ではよく使用されている材質なので確認しましょう。

「ホッチキスで本当に大丈夫?」と不安になるかもしれませんが、何本ものホッチキス針を使うことで、耐荷重を上げていく仕組みです。ホッチキス針の穴は目立たないため、賃貸物件でも使いやすく、簡単にウォールシェルフを設置できます。

 

まとめ

賃貸物件でも使えるウォールシェルフ設置のアイデア、ウォールシェルフの使い方について解説しました。最後に、おしゃれで機能的なウォールシェルフのシリーズや、ウォールシェルフを賃貸でも問題なく設置できる部品・商品をまとめましたので、自分のお部屋に設置できそうな商品を探してみてください。

ウォールシェルフは、インテリアのポイントとして見せる収納とするとともに、収納力アップにも貢献してくれるアイテムです。上手に利用して、なかなか片付かない部分をすっきりさせ、インテリアをセンス良くまとめてみてくださいね。

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