【連載】エターナル投資術の満室経営戦略について
- 2019/12/28
- 不動産投資
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前回は、今後の賃貸需要を踏まえた、出口戦略として取るべき方向性についてお話をさせていただくとともに、価値ある土地のある物件を購入していきましょうというお話をさせていただきました。
私が実践してきた「エターナル投資法」は、積算価値がある程度出る物件を収益性も意識しそれを満室経営で運営していくことにこだわる投資手法なのですが、今回は満室経営に向けてすべきことについてお話をしたいと思います!
いよいよ賃貸業における繁忙期に入っておりますが、皆さんの所有の物件についても退去があったり、空室がなかなか埋まらなかったりという状況があるのではないかと思います。
ご存知の通り1月から3月は賃貸における一番の繁忙期で、ここで空室を埋めることが賃貸業における最重要課題であることは間違いありません。今回はハード面ですべきこともありますが、ソフト面にてすぐに実践できる内容を踏まえて記載をさせていただきます。
賃貸需要については年明け早々の第一弾の繁忙期が1月上旬にあり、この後も2月中旬の第2繁忙期、3月下旬までの第3繁忙期と分かれております。それぞれの需要の波に対して適正なアプローチが必要になっております。
以下ではその具体的方法についていくつかお話をしたいと思います。
客付会社を味方につける
まずは客付に、客付け会社の協力が得られるためには仕組みも重要です。客付け会社は基本的には広告費と仲介手数料が両方から入る両手でないと積極的に動いてくれない状況があります。そのため、管理会社とも話し合ってその状態を作る事が重要です。その状態ができていない方はすぐにでもそこに手を付けるべきです!
ポータルサイトの掲載確認をする
不動産募集サイトにはいろいろなものがあり、地域によっても違いますが、関東ならスーモ、ホームズ、アットホームなどは必ず押さえておくようにしています。上記のサイトに加えて、エイブルやアパマンなどもチェックしておけばいいでしょう。サイトへの掲載は、基本的には客付け業者に依頼しますが、依頼したあとに自分でも必ずチェックしています。
その結果、情報が掲載されていない場合は、自分からも掲載を依頼します。
自らも募集サイトに掲載をする
こうした物件検索サイトの他に、掲示板サイト『ジモティー』や『ウチコミ』といったオーナーが自ら掲載できるサイトもあります。私の場合も個人名で掲載しているのですが、問い合わせをもらうためには、間口を広げる意味でも掲載をした方がいいと思います。
上記3点を実施するだけでもかなりの客付にも結び付く可能性が上がりますので是非実践をされてみることをお勧めいたします。3月の繁忙期が終わった段階で満室となれるように、今から努力をしていきたいですね!
田中 宏貴(たなか ひろたか)不動産投資家。 田中式エターナル投資塾代表
大学卒業後、大手鉄道会社に入社し経験を積む。平成17年より不動産投資を開始し、現在東京・千葉・埼玉・名古 屋・札幌・広島に16棟200室以上の物件を所有。全物件をほぼ満室で10 年以上運営を続けている。現在はさらなる資産拡大と共に、これから不動産投資を始めるサラリーマンや投資家へ向けた「田中式エターナル投資塾」も 好評で、続々と資産を積み重ねる成功者が誕生している。最近は新築RCの建築を行いたい方に向けてのアドバイスも注目をされている!
自著『満室経営で“資産10億円”を目指す田中式“エターナル投資術”』(ごま書房新社)が絶賛発売中です。
・田中宏貴ホームページ http://tanakaestate.com/
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